産業機器管理ソフト「RSLinx Classic」に任意コード実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Rockwell Automation社が提供する産業機器の管理用ソフトウェア「RSLinx Classic」に重要なリソースに対する不適切なパーミッション割り当ての脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
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セキュリティホール・脆弱性
「RSLinx Classic Version 4.11.00 およびそれ以前」には、重要なリソースに対する不適切なパーミッション割り当ての脆弱性(CVE-2020-10642)が存在する。この脆弱性が悪用されると、認証されたローカルの第三者によってレジストリキーが変更され、RSLinx Classicを起動する際に、システム権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。
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