「ニンテンドーネットワークID」にパスワードリスト型攻撃、約16万アカウントが対象に(任天堂) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

「ニンテンドーネットワークID」にパスワードリスト型攻撃、約16万アカウントが対象に(任天堂)

任天堂株式会社は4月24日、「ニンテンドーネットワークID」へのなりすましログインを利用した「ニンテンドーアカウント」への不正ログインを確認したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 5 枚 拡大写真
任天堂株式会社は4月24日、「ニンテンドーネットワークID」へのなりすましログインを利用した「ニンテンドーアカウント」への不正ログインを確認したと発表した。

これは4月上旬頃から、同社がニンテンドー3DSシリーズやWii U用に提供する「ニンテンドーネットワークID」に対し、同社サービス以外から不正に入手したログインIDとパスワード情報を用いてなりすましログインを行い、更になりすましログインを利用し、ニンテンドーネットワークID経由で一部の「ニンテンドーアカウント」への不正ログインが確認されたというもの。

不正ログインを受けた可能性のあるニンテンドーネットワークIDは約16万アカウントで、第三者に閲覧された可能性があるのはニックネーム、生年月日、国/地域、メールアドレス。更にニンテンドーネットワークIDが連携されているニンテンドーアカウント(二段階認証設定されているものを除く)の氏名、生年月日、性別、国/地域、メールアドレスも第三者に閲覧された可能性がある。

同社では4月24日から、ニンテンドーネットワークIDを経由してニンテンドーアカウントにログインする機能を廃止するとともに、不正ログインされた可能性があるニンテンドーネットワークIDやニンテンドーアカウントに対し、順次パスワードリセットを行う予定で、パスワードリセットを行った会員に対し、メールにてパスワード再設定を依頼する。

また同社では、同社サービスを安全、安心に利用するためにニンテンドーネットワークIDとニンテンドーアカウントには異なるパスワードを設定するとともに、ニンテンドーアカウントへの二段階認証設定を呼びかけている。

同社では今後、より一層のセキュリティー強化と安全性の確保に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop