「Cybozu Desktop Windows版」に任意コード実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、サイボウズが提供する「Cybozu Desktop Windows版」に任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受けるシステムは次の通り。
Cybozu Desktop Windows版 2.0.23 から 2.2.40 まで
このバージョンには、バージョン更新時のデータ処理が適切に行われない問題に起因して、任意のコードが実行可能になる脆弱性(CVE-2020-5537)が存在する。この脆弱性が悪用されると、中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) や Subdomain takeover 等により、任意のコードを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》