オンラインバンキング不正引き出し、個人被害が件数・金額とも大幅減少(全銀協) | ScanNetSecurity
2025.11.15(土)

オンラインバンキング不正引き出し、個人被害が件数・金額とも大幅減少(全銀協)

全銀協は、盗難通帳、インターネット・バンキング、盗難・偽造キャッシュカードによる預金等の不正払戻し件数・金額等に関するアンケート結果および口座不正利用に関するアンケート結果について発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し件数・金額
インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し件数・金額 全 1 枚 拡大写真
一般社団法人全国銀行協会(全銀協)は6月22日、盗難通帳、インターネット・バンキング、盗難・偽造キャッシュカードによる預金等の不正払戻し件数・金額等に関するアンケート結果および口座不正利用に関するアンケート結果について発表した。

この調査は同協会の正会員・準会員・特例会員(191行)を対象に実施したアンケート調査で、2020年3月末時点における「盗難通帳による預金等の不正払戻し」、「インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し」、「盗難キャッシュカードによる預金等の不正払戻し」、「偽造キャッシュカードによる預金等の不正払戻し」および「口座不正利用」について結果をまとめている。

このうち「インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し」の調査結果では、2020年1月~3月の個人顧客の不正払戻件数は288件(前四半期は864件)、金額は1億2,300万円(同10億5,600万円)、法人顧客では2件(同0件)、金額は1,100万円(同0円)となっており、個人における被害は増加傾向が続いていたが、前四半期から件数で約3割、金額は約1割に減少した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

    国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

  2. EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

    EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

  3. 著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

    著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

  4. 宮崎通信が管理するクラウドサービスに不正アクセス、委託元の個人情報が漏えいした可能性

    宮崎通信が管理するクラウドサービスに不正アクセス、委託元の個人情報が漏えいした可能性

  5. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

ランキングをもっと見る
PageTop