オンラインバンキング不正引き出し、個人被害が件数・金額とも大幅減少(全銀協)
全銀協は、盗難通帳、インターネット・バンキング、盗難・偽造キャッシュカードによる預金等の不正払戻し件数・金額等に関するアンケート結果および口座不正利用に関するアンケート結果について発表した。
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この調査は同協会の正会員・準会員・特例会員(191行)を対象に実施したアンケート調査で、2020年3月末時点における「盗難通帳による預金等の不正払戻し」、「インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し」、「盗難キャッシュカードによる預金等の不正払戻し」、「偽造キャッシュカードによる預金等の不正払戻し」および「口座不正利用」について結果をまとめている。
このうち「インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し」の調査結果では、2020年1月~3月の個人顧客の不正払戻件数は288件(前四半期は864件)、金額は1億2,300万円(同10億5,600万円)、法人顧客では2件(同0件)、金額は1,100万円(同0円)となっており、個人における被害は増加傾向が続いていたが、前四半期から件数で約3割、金額は約1割に減少した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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