AzureとGCP 追加「クラウドセキュリティ設定診断サービス」(BBSec)
株式会社ブロードバンドセキュリティ(BBSec)は8月5日、クラウドセキュリティに関するサービスメニューを拡充し「クラウドセキュリティ設定診断サービス」の提供を開始すると発表した。
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コロナ禍によるテレワークへのシフトが進む中、多くの企業や組織がパブリッククラウドへ移行しているが、サービスの特性や需要などから複数のクラウドサービス事業者のサービスを組み合わせて利用するケースが増えている。しかし、各クラウドサービスの評価指標となる世界標準のベンチマークは、チェック対象領域がサービスごとに異なっており、実際の事業で必要な領域の全てを包括的にカバーしていない。
同社の「クラウドセキュリティ設定診断サービス」では、従来提供していた Amazon Web Services向けのセキュリティ設定診断サービスに、新たに Microsoft Azure、Google Cloud Platform をラインナップに追加し、幅広い要件に対応する。同サービスでは、全てのクラウドサービスに対し、アカウント管理、ロギング、ネットワーク、ストレージ、データベースなどの設定について、同社独自に追加した共通項目を評価する点に大きな特長があり、各クラウド固有のセキュリティ設定基準に合致しているかの確認、クラウドサービス利用時のリスクの把握、対応の優先順位をつけやすくなる効果が得られる。
同サービスでは、担当者による手動診断に独自開発した自動診断ツールを組み合わせ、各クラウドサービスのベンチマーク指標に基づき、ベストプラクティスへの適合度を診断、リスク分析結果と対策を具体的に説明したレポートを提供する。
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》
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