スキャン活動は引き続き活発、すでに2018年の総観測数を突破(NICT) | ScanNetSecurity
2026.10.03(土)

スキャン活動は引き続き活発、すでに2018年の総観測数を突破(NICT)

NICTは、「NICTER観測統計 - 2020年4月~6月」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
総観測パケット数の統計
総観測パケット数の統計 全 3 枚 拡大写真
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は9月14日、「NICTER観測統計 - 2020年4月~6月」を発表した。NICTサイバーセキュリティ研究所は、NICTERプロジェクトにおいて大規模サイバー攻撃観測網(ダークネット観測網)を構築し、2005年からサイバー攻撃関連通信の観測を続けている。今回のレポートは、2020年第2四半期(4月1日~6月30日)の観測結果となっている。

同四半期には、合計1,340億パケットのサイバー攻撃関連通信を観測しており、1IPアドレスあたりのパケット数は49万2,456となった。2020年第1四半期の数値を上回る結果となっており、第1、第2四半期の合計は2018年の年間総数を超えている。IoT機器を主な攻撃対象とするマルウェア「Mirai」と「Hajime」に関連する攻撃ホスト数の日ごとの推移では、5月10日~19日頃にベトナム、台湾、日本で大幅なホスト数の上昇がみられた。

宛先ポート番号別の集計(調査目的のスキャンパケットを除く)では、Webカメラなどに使用される「23/TCP」が15.7%を占め、Windowsサーバサービスに使用される「445/TCP」(4.1%)、Webサーバ(HTTP)およびIoT機器(管理画面)に使用される「80/TCP」(3.1%)、NAS製品のログイン画面などに使用される「8080/TCP」(2.2%)と続いた。

同四半期に観測した事象については、「Hoaxcalls Botnet(XTC Botnet)の活動」「ZyXEL社製CNM SecuManager製品の脆弱性(CVE-2020-15312~CVE-2020-15348)」「GPONルーターへのコマンドインジェクション」「SaltStack Salt の脆弱性(CVE-2020-11651,CVE-2020-11652)」について分析結果を詳しく紹介している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

  2. 「セキュリティキャンプ2004」の開催を発表(経済産業省)

    「セキュリティキャンプ2004」の開催を発表(経済産業省)

  3. バッファロー製 Wi-Fi ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi ルータに複数の脆弱性

  4. 「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

    「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

  5. メトロポイントクラブ会員向けサービスに不正アクセス、約59,000件のメールアドレスが漏えいした可能性

    メトロポイントクラブ会員向けサービスに不正アクセス、約59,000件のメールアドレスが漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop