五百円のセキュリティ対策惜しみ五千円の飲み会に参加 ~ 中小企業セキュリティ 本当の課題 | ScanNetSecurity
2026.02.17(火)

五百円のセキュリティ対策惜しみ五千円の飲み会に参加 ~ 中小企業セキュリティ 本当の課題

中小企業セキュリティについて、Interop Tokyo 2020においてベンダーや商工会議所の担当者によるセッションが行われた。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
スピーカー:大阪商工会議所 経営情報センター 古川 佳和 氏
スピーカー:大阪商工会議所 経営情報センター 古川 佳和 氏 全 10 枚 拡大写真
 年の瀬が近づいている。今年は、会社の忘年会の状況もきっと様変わりすることだろう。

 中小企業のセキュリティ対策。古くから存在するこのテーマに対する新しい挑戦が、本年はオンライン開催となった Interop Tokyo 2020 においてパネルディスカッションの形式で行われた。集まったのはセキュリティ製品のベンダーや、商工会議所でセキュリティ向上に尽力する担当者だ。本稿はこの議論を蔵出しでお届けする。

 日本企業のウイルス対策ソフトの利用率は 80 %以上と、他の先進国同様高い利用率を誇る。だが、対策意識となるとあまり芳しい結果とは限らない。複数のレポートが指摘する傾向は、当事者意識の欠如である。日本企業はセキュリティ対策は戦略投資ではなくコストと考え、管理は IT 部門に丸投げする。この傾向は中小企業において顕著であり、対応が急務とされている。

 背景には、ここ 1、2 年大きな被害をもたらしているサプライチェーン攻撃がある。本丸を直接攻めるのではなく、取引先や下請けなど防御の弱いところから侵入し、サプライチェーンを利用して本社サーバーなど最終的な標的に到達する。2020 年 1 月に問題になった三菱電機の機密情報漏えいは、中国の子会社への侵入を端緒とするサプライチェーン攻撃だった。

《中尾 真二( Shinji Nakao )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 首位 CrowdStrike ~ 利用している EDR サービス TOP 5

    首位 CrowdStrike ~ 利用している EDR サービス TOP 5

  2. 「セキュリティ貧困ライン」の提唱者が問うセキュリティ産業の原罪

    「セキュリティ貧困ライン」の提唱者が問うセキュリティ産業の原罪

  3. メール誤送信で農林水産省 職員及びその家族 4,571 人分のマイナンバー含む情報漏えい

    メール誤送信で農林水産省 職員及びその家族 4,571 人分のマイナンバー含む情報漏えい

  4. 同僚名で会社のメルアドに「LINEグループを作ってQRコードを送ってほしい」と連絡、出先だったので指示に従ってしまった

    同僚名で会社のメルアドに「LINEグループを作ってQRコードを送ってほしい」と連絡、出先だったので指示に従ってしまった

  5. My SoftBank ログイン時に他人の情報が表示、プロキシーサーバのソフトウェアの不具合が原因

    My SoftBank ログイン時に他人の情報が表示、プロキシーサーバのソフトウェアの不具合が原因

ランキングをもっと見る
PageTop