東建コーポレーショングループへの不正アクセスで最大657,096件、約20年分の個人情報が流出 | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

東建コーポレーショングループへの不正アクセスで最大657,096件、約20年分の個人情報が流出

東建コーポレーション株式会社は11月17日、同社グループ会社のネットワークに第三者からの不正アクセスがあり、個人情報が外部流出した可能性を確認したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 5 枚 拡大写真
東建コーポレーション株式会社は11月17日、同社グループ会社のネットワークに第三者からの不正アクセスがあり、個人情報が外部流出した可能性を確認したと発表した。

これは10月20日の社内調査で、同社グループ会社が運営するレシピ検索サイト「ナスラックKitchen」の脆弱性を突き、各種ユーザーの情報を保管するサーバに対し第三者からの不正アクセスが発覚、その後の調査で2020年8月20日から9月12日の24日間にかけて個人情報が外部流出した可能性が判明したというもの。なお、不正アクセスされた該当Webサイトは既に閉鎖済みで、第三者機関からの安全性の確認をもって再開予定。

流出したのは、2000年から2020年9月までに同社グループが運営するホームメイトへの問合せやグループ会社の会員情報、各種キャンペーンへの応募者情報で、メールアドレス、氏名、住所、電話番号、パスワード、性別、生年月日等を含む最大657,096件の個人情報。なお、流出した情報の中にマイナンバーやクレジットカード番号は含まれていない。

同社では11月17日から、対象の顧客に対し謝罪と報告を順次開始する。

同社では既に所轄警察に経緯報告を、11月12日に国土交通省に報告を行っており、今後は同社グループのWebサイト全てにおいて、第三者機関による調査とセキュリティ対策を実施し再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  3. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  4. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  5. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  6. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  7. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

  8. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  9. 東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

    東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

  10. フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

    フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

ランキングをもっと見る