SolarWinds Orion APIに認証回避の脆弱性、アップデートを呼びかけ
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月28日、SolarWinds Orion APIの認証回避の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
2019.4 HF 6 より前のバージョン
2020.2.1 HF 2 より前のバージョン
2019.2 SUPERNOVA Patch より前のバージョン
2018.4 SUPERNOVA Patch より前のバージョン
2018.2 SUPERNOVA Patch より前のバージョン
JVNによると、インフラストラクチャの監視および管理のためのプラットフォームSolarWinds Orion Platformに実装されているAPI処理機能にはURLパラメタの処理に問題があり、細工されたリクエストURLを受け取ると認証をスキップして処理する可能性があり、想定される影響としては、細工されたリクエストURLを処理することで認証なしで任意のAPIコマンドを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。
《ScanNetSecurity》