フィッシング対策勉強会の講演資料公開、「インシデント対応」「ログ解析」「ドメイン乗っ取り」テーマに実用性高い内容 | ScanNetSecurity
2024.05.01(水)

フィッシング対策勉強会の講演資料公開、「インシデント対応」「ログ解析」「ドメイン乗っ取り」テーマに実用性高い内容

フィッシング対策協議会は2月8日、2月5日にオンラインで開催した「第1回フィッシング対策勉強会」の講演資料を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
フィッシング対策協議会は2月8日、2月5日にオンラインで開催した「第1回フィッシング対策勉強会」の講演資料を公開した。

1つ目の資料は、同協議会のSTC普及啓発WG主査/協議会運営委員の林憲明氏によるWeb担当者向けの「セキュリティが破られたときに何をすべきか」で、Webサイト管理者が改ざん被害に遭遇したときに速やかに対応すべき3つのポイントとして、「犯罪者の動機を評価」「信頼回復の情報公開」「防衛支援の敵対的指向」を挙げ、それぞれについて解説している。

2つ目の資料は、Splunk Services Japan 合同会社 セールスエンジニアリング本部 シニアセールスエンジニアの横田聡氏による「ログ分析を活用したWebサイトセキュリティリスクへの備え」で、Webサービスを取り巻くセキュリティリスクとして「不正ログイン」を取り上げ、リスト型攻撃の脅威と不正ログイン発見の困難さを解説、対策としてSplunkを使用したFraud(詐欺行為、不正手段)監視のポイントをデモも交えて紹介している。

3つ目の資料は、株式会社日本レジストリサービス 技術広報担当の森下泰宏氏による「サブドメインテイクオーバーの概要とその防止策」で、DNSの運用ミスにつけこみ、使い終わったサブドメインを標的とする「サブドメインテイクオーバー」の概要について、アクセスを奪取する手法の例や被害状況と防止策を解説している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  2. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  3. GROWI に複数の脆弱性

    GROWI に複数の脆弱性

  4. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

  5. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  6. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  7. KELA、生成 AI セキュリティソリューション「AiFort」提供開始

    KELA、生成 AI セキュリティソリューション「AiFort」提供開始

  8. インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

    インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

  9. 社員のセキュリティ意欲高める施策とは? 罰則は逆効果 ~ プルーフポイント「2024 State of the Phish」日本語版公表

    社員のセキュリティ意欲高める施策とは? 罰則は逆効果 ~ プルーフポイント「2024 State of the Phish」日本語版公表

  10. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

ランキングをもっと見る