Interop Tokyo Best of Show Award 審査プロセスと 2021 年セキュリティカテゴリ受賞製品一覧、及び贈賞理由 | ScanNetSecurity
2025.11.15(土)

Interop Tokyo Best of Show Award 審査プロセスと 2021 年セキュリティカテゴリ受賞製品一覧、及び贈賞理由

イベントの設定した賞など、どうせグッ○デザインやモン○セレクション同様、金さえ払えば誰でも獲れる出来レースだろうと考えている向きもあるかもしれないが実態は全くそうではない。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
2 年ぶりのフィジカル開催となった Interop Tokyo 2021、写真は開催初日、開場直後のまだ人がまばらな幕張メッセ会場
2 年ぶりのフィジカル開催となった Interop Tokyo 2021、写真は開催初日、開場直後のまだ人がまばらな幕張メッセ会場 全 1 枚 拡大写真
 最新のネットワーク機器やソフトウェア製品の「相互運用性( Interoperability )」を検証する技術イベント Interop Tokyo 2021 が 4 月 14 日から 6 月 23 日まで、フィジカルやオンライン開催など3フェーズに分けて開催されている。

 Interop Tokyo の見どころのひとつが、多数の製品の中から「今年の一品」を選定する「 Best of Show Award 」である。

 イベントの設定した賞など、どうせグッ○デザインやモン○セレクション同様、賞を実質金で買う出来レースと考えている向きもあるかもしれないが実態は全くそうではない。東大、慶應義塾、北陸先端などで、ネットワーク機器やセキュリティ製品の実際の選定・導入・運用・障害対応・インシデントレスポンスに携わる、いわば「ユーザー代表」の審査員たちによる「ガチ審査」が行われているからだ。審査員の約半数は、ベンダの狡猾な口車に乗って一度や二度は痛い目にあったことがある「腕に覚えがある」情報システム管理者である。つまり審査員と審査対象の利害関係が一致しない。むしろ利害関係が一部対立さえする。

 そんな知られざる「武闘派アワード」の実態の一部を本稿で紹介する。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

    国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

  2. EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

    EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

  3. 広島銀行のアンケート回答者の情報が漏えい ~ ローレルバンクマシンの入力補助ツールへの身代金要求を伴う不正アクセス

    広島銀行のアンケート回答者の情報が漏えい ~ ローレルバンクマシンの入力補助ツールへの身代金要求を伴う不正アクセス

  4. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

  5. 総務省 AI セキュリティ分科会配付資料公開 ~ MBSD、AI 関連ガイドライン紹介

    総務省 AI セキュリティ分科会配付資料公開 ~ MBSD、AI 関連ガイドライン紹介

ランキングをもっと見る
PageTop