「Gmail」での BIMI の一般サポート、今後数週間以内にリリース
グーグル合同会社は7月16日、同社が提供する「Gmail」でのBIMIの一般サポートが数週間以内にリリースすると同社ブログで発表した。同社では2020年に、「Gmail」のBrand Indicators for Message Identification(BIMI)のパイロット版を初めて紹介していた。
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「BIMI」は、メールエコシステム全体に強力な送信者認証を導入しやすくすることを目的とした業界規格で、メール受信者とメールセキュリティシステムにとってメール送信元に対する信頼感が増し、送信者に没入感の高いカスタマーエクスペリエンスの提供が可能となる。
BIMIを使用することで、Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance(DMARC)を使用してメールを認証する組織であれば、自社ロゴの所有権を検証し Google に安全に送信可能となり、検証済みのロゴがドメインやサブドメインから認証されたメールに表示されることになる。
Googleでは、BIMI を利用するには組織が DMARC を採用していることと、VMC によるロゴの検証が済んでいる必要があるが、Gmail ユーザーの場合は特に対応の必要はないとしている。
《ScanNetSecurity》