GroupSession にXSSはじめ複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2021.07.26(月)

GroupSession にXSSはじめ複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月19日、GroupSession における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月19日、GroupSession における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVE-2021-20785、CVE-2021-20786は浅井健氏が、CVE-2021-20787、CVE-2021-20788、CVE-2021-20789は佐藤竜氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

GroupSession 無料版 ver2.2.0 から ver5.1.0 より前のバージョン
GroupSession byCloud ver3.0.3 から ver5.1.0 より前のバージョン
GroupSession ZION ver3.0.3 から ver5.1.0 より前のバージョン

 日本トータルシステム株式会社が提供する GroupSession には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2021-20785)、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2021-20786)、クロスサイトスクリプティング(CVE-2021-20787)、サーバサイドリクエストフォージェリ(CVE-2021-20788)、オープンリダイレクト(CVE-2021-20789)の脆弱性が存在する。

 想定される影響は各脆弱性により異なるが、次のような影響を受ける可能性がある。

当該製品の管理者アカウントでログインしている状態で特定の URL に対して細工されたリクエストを送信することで任意のスクリプトを実行される(CVE-2021-20785、CVE-2021-20787)
当該製品の管理者アカウントでログインしている状態で細工されたページにアクセスした場合、当該製品の設定を意図せず変更される(CVE-2021-20786)
当該製品のブックマーク機能にアクセスできるユーザによって、当該製品からポートスキャンをされたり内部の Web サイトの情報を窃取されたりする(CVE-2021-20788)
細工されたページにアクセスすることで任意のウェブサイトにリダイレクトされ、結果としてフィッシングなどの被害にあう(CVE-2021-20789)

 開発者より、本脆弱性を修正した ver5.1.0 が公開されており、JVNではアップデートを呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

PageTop

特集

アクセスランキング

  1. かくれ脱水から脱水状態に進行したときに起こるサインを解説(「教えて!「かくれ脱水」委員会)

    かくれ脱水から脱水状態に進行したときに起こるサインを解説(「教えて!「かくれ脱水」委員会)

  2. やけど虫の駆除方法、体液が皮膚に付いてしまった場合の対策について

    やけど虫の駆除方法、体液が皮膚に付いてしまった場合の対策について

  3. 『タイタンフォール2』がハッキング被害、一時的に全サーバでプレイ不可に

    『タイタンフォール2』がハッキング被害、一時的に全サーバでプレイ不可に

  4. 日清製粉グループ会社に不正アクセス、顧客や取引先、社員等 個人情報流出

    日清製粉グループ会社に不正アクセス、顧客や取引先、社員等 個人情報流出

  5. 東証一部上場企業 特別損失9,600万円計上 ~ 不正アクセスによる会員情報流出の対応費用

    東証一部上場企業 特別損失9,600万円計上 ~ 不正アクセスによる会員情報流出の対応費用

  6. 補修材専門店「ECサイトプロショップ匠」に不正アクセス、約2年半分の決済情報流出

    補修材専門店「ECサイトプロショップ匠」に不正アクセス、約2年半分の決済情報流出

  7. サイバー犯罪の検挙件数、2019年は9,542件に(警察庁)

    サイバー犯罪の検挙件数、2019年は9,542件に(警察庁)

  8. メール誤送信の再発防止策「BCC の利用を徹底」

    メール誤送信の再発防止策「BCC の利用を徹底」

  9. 中国政府を背景に持つAPT40によるサイバー攻撃について日本の見解を発表

    中国政府を背景に持つAPT40によるサイバー攻撃について日本の見解を発表

  10. 「My IIJmio」で別の顧客情報表示、 改修完了までサービス停止

    「My IIJmio」で別の顧客情報表示、 改修完了までサービス停止

ランキングをもっと見る