2021年のゼロデイ脆弱性、ブラウザ関連が30.5%でトップに ~ Tenable 調査 | ScanNetSecurity
2026.06.26(金)

2021年のゼロデイ脆弱性、ブラウザ関連が30.5%でトップに ~ Tenable 調査

 Tenable Network Security Japan株式会社は1月26日、「Tenable’s 2021 Threat Landscape Retrospective」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2021年ソフトウェア/ハードウェアの種類別ゼロデイ脆弱性数
2021年ソフトウェア/ハードウェアの種類別ゼロデイ脆弱性数 全 1 枚 拡大写真

 Tenable Network Security Japan株式会社は1月26日、「Tenable’s 2021 Threat Landscape Retrospective」を公開した。

 同レポートで、2020年11月から2021年10月の間に全世界で公開された1,825件のデータ侵害事象を対象に分析したところ、2021年に少なくとも約400億(40,417,167,937)件のデータ記録が侵害されたことが判明しており、2020年の同期間の件数の約220億件程度と比較しても、大幅な増加を示していること。

 分析された1,825件のデータ侵害のうち236件がアジア太平洋地域で発生したもので、グローバルの総数の8.6%に相当する約34億(3,463,489,341)件のデータ記録が侵害されている。

 同レポートによると、2021年に企業に深刻な影響を及ぼしたのは、侵害件数のおよそ38%を占めたランサムウェアで、そのうち31%はアジア太平洋地域で発生している。アジア太平洋地域では、侵害の10%はセキュリティ対策の行われていないクラウドデータベースが原因で、グローバル平均(6%)よりも高い結果となっている。

 同レポートによると、年間を通じて公開されているベンダーのアドバイザリ、ニュース記事、ゼロデイ脆弱性を分析した結果、2021年には様々なソフトウェアアプリケーションで105件のゼロデイ脆弱性が公開されたことが判明した。昨年と同様、ブラウザ関連の脆弱性がトップの30.5%を占めているが、2020年から5.2%減少した。2021年に確認されたゼロデイ脆弱性のうち、オペレーティングシステムは25.7%を占め、2020年から2.9%減少している。

 また2021年のゼロデイ脆弱性全体の27.6%がマイクロソフト製品で発見され、次いでアップル製品が21%、グーグル製品が18.1%となった。

《高橋 潤哉》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  2. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  3. 狙われたのは忘れられたシステム ~ サイバー攻撃被害企業が語ったインシデント対応の現実

    狙われたのは忘れられたシステム ~ サイバー攻撃被害企業が語ったインシデント対応の現実

  4. セキュリティシステムの誤検知で「お問い合わせ内容の通知メール」が不通に

    セキュリティシステムの誤検知で「お問い合わせ内容の通知メール」が不通に

  5. 山一電機 フィリピン子会社にランサムウェア攻撃、ログの暗号化と削除が行われ初期侵入経路の完全な特定に至らず

    山一電機 フィリピン子会社にランサムウェア攻撃、ログの暗号化と削除が行われ初期侵入経路の完全な特定に至らず

ランキングをもっと見る
PageTop