CrowdStrike、ウクライナの標的に展開された不正ブートローダー 「WhisperGate」解説 | ScanNetSecurity
2026.02.03(火)

CrowdStrike、ウクライナの標的に展開された不正ブートローダー 「WhisperGate」解説

 クラウドストライク株式会社(CrowdStrike)は2月2日、ウクライナの標的に展開された不正ブートローダー 「WhisperGate」に関する詳細情報を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 クラウドストライク株式会社(CrowdStrike)は2月2日、ウクライナの標的に展開された不正ブートローダー 「WhisperGate」に関する詳細情報を発表した。

 ウクライナの標的に対し、「WhisperGate」と称される一連のマルウェアが展開されたと1月15日に報告があった。同一の攻撃者による3種類のコンポーネント、検出されたローカルディスクを破壊する不正ブ ートローダー、Discordベースのダウンローダー、ファイルワイパーが展開されたことが広く報告されている。この活動は、ウクライナ政府に属する複数のWebサイトの改ざんとほぼ同時に発生した。

 CrowdStrikeによると、WhisperGateブートローダーマルウェアは、感染したホストのデータを修復できないほどに破壊し、最新かつ本物のランサムウェアオペレーションのようにふるまうことを目的としているが、暗号化やデータ復元のメカニズムがなく、ランサムウェアの操作で通常展開されるマルウェアと一致しない点があるという。

 表示されるメッセージでは、データ復元できることをほのめかしているが、技術的に復元は不可能で、これらの不一致からWhisperGateの活動は、データの破壊が目的であることが示唆されている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

    “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

  2. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  3. 翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

    翌週業界を去るサイバーセキュリティ研究者が 34 年のキャリアをふりかえり言ったこと

  4. ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策

    ソリトンシステムズ「準備はできている」~多要素認証ニーズの変化はサプライチェーンリスク対策PR

  5. 企業で検討したが正式導入しなかったアプリに不正アクセス、顧客の氏名と電話番号流出

    企業で検討したが正式導入しなかったアプリに不正アクセス、顧客の氏名と電話番号流出

ランキングをもっと見る
PageTop