PolicyKit において環境変数での境界外メモリ書き込みの脆弱性により管理者権限で任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.09.05(土)

PolicyKit において環境変数での境界外メモリ書き込みの脆弱性により管理者権限で任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

2022 年 1 月に、OS の権限管理ツールである PolicyKit に管理者権限の奪取につながる脆弱性が存在することが公開されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
PolicyKit において環境変数での境界外メモリ書き込みの脆弱性により管理者権限で任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)
PolicyKit において環境変数での境界外メモリ書き込みの脆弱性により管理者権限で任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report) 全 1 枚 拡大写真

◆概要
 2022 年 1 月に、OS の権限管理ツールである PolicyKit に管理者権限の奪取につながる脆弱性が存在することが公開されています。攻撃者に脆弱性を悪用されてしまった場合は、管理者権限を奪取されてしまいます。ソフトウェアのアップデートにより対策してください。

◆分析者コメント
 PolicyKit は Ubuntu をはじめとする主要な Linux OS にデフォルトでインストールされている可能性が高いソフトウェアです。元々は UNIX 系 OS のツールであるため、UNIX 系の OS にもデフォルトで PolicyKit がインストールされている可能性が高いと考えられます。脆弱性の悪用が容易であり影響を受ける可能性が高いため、Linux OS を使用している場合は、脆弱性情報を確認してソフトウェアアップデートを実施しましょう。

◆深刻度(CVSS)
7.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2021-4034&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=NIST


◆影響を受けるソフトウェア
 バージョン 0.116 及びそれよりも古いバージョンの PolicyKit が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。バージョン番号が当該脆弱性の影響を受けるものであっても、OS ベンダによって修正されたバージョンである可能性があるため、使用している Linux OS のベンダの公式情報を確認して対策してください。


◆解説
 UNIX 系および Linux で権限を管理するための開発ツールである PolicyKit に、権限昇格につながる検証不備の脆弱性が報告されています。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

    学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

  2. 日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

    日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

  3. 停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

    停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

  4. 看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

    看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

  5. 医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

    医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

ランキングをもっと見る
PageTop