ランサムウェア身代金の平均支払額は約54万ドルと過去最高を記録、パロアルト調査 | ScanNetSecurity
2026.01.23(金)

ランサムウェア身代金の平均支払額は約54万ドルと過去最高を記録、パロアルト調査

 パロアルトネットワークス株式会社は4月12日、「2022年度版:Unit 42 ランサムウェア脅威レポート」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2020年と2021年の身代金の平均支払額・平均要求額の比較
2020年と2021年の身代金の平均支払額・平均要求額の比較 全 2 枚 拡大写真

 パロアルトネットワークス株式会社は4月12日、「2022年度版:Unit 42 ランサムウェア脅威レポート」を公開した。

 同レポートは、パロアルトネットワークスの脅威インテリジェンスチームUnit 42が、最新のランサムウェア脅威に関する調査結果をまとめたもの。

 同レポートによると、Unit 42が関与した2021年の世界全体のランサムウェア事件の身代金の平均支払額は、前年比78%増の約54万ドルと過去最高を記録、平均要求額も前年比144%増の約220万ドルとなった。被害が増加した背景について、攻撃者が被害者の実名をダークウェブの「リークサイト」で掲載し、盗んだ機密データを公にすると脅迫するという攻撃手段が増加したことを挙げている。

 2021年は新たに35のランサムウェアグループが発見され、リークサイトにデータが掲載された被害者数は、前年より85%増加し2,566件となった。リークサイトに公開された被害組織の地域別でみると、南北アメリカ地域が60%を占め最多となり、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)地域が31%、アジア太平洋(APAC)地域が9%と続いた。2021年にリークサイトに公開された日本の被害組織は34件で、「Lockbit 2.0」による被害が最多であった。

 グローバルで最も活発に活動していた攻撃グループは「Conti」の15.5%で、「Revil」の7.1%、「Hello Kitty」、「Phobos」、「Suncrypt」の4.8%が続いた。

《高橋 潤哉》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

    Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

  2. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

  3. 興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

    興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

  4. 沖縄県立看護大学にランサムウェア攻撃、教務支援システムが利用できない状態に

    沖縄県立看護大学にランサムウェア攻撃、教務支援システムが利用できない状態に

  5. マイページへのアクセスが不可能に ~ カンバスにランサムウェア攻撃

    マイページへのアクセスが不可能に ~ カンバスにランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop