Windows、Linux、ESXi を同時に標的「クロスプラットフォーム」ランサムウェアグループ「Luna」発見 | ScanNetSecurity
2026.11.02(月)

Windows、Linux、ESXi を同時に標的「クロスプラットフォーム」ランサムウェアグループ「Luna」発見

 株式会社カスペルスキーは7月26日、クロスプラットフォームのプログラミング言語 Rust を使用する新たなランサムウェアグループ「Luna」の発見について発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向

 株式会社カスペルスキーは7月26日、クロスプラットフォームのプログラミング言語 Rust を使用する新たなランサムウェアグループ「Luna」の発見について発表した。

 Kasperskyの調査チームは、プログラミング言語 Rust で記述したランサムウェアを使用しWindows、Linux、ESXiを標的とする新たな攻撃グループ「Luna」を発見した。Rustで開発したマルウェアは、オペレーティングシステム間での移植が容易で、Windows、Linux、ESXiベースのシステムを同時に狙うことが可能となる。

 Kasperskyの調査チームが見つけたダークWeb上の広告には、Lunaグループはロシア語話者のアフィリエイトにのみ協力すると記載があり、ランサムウェアのバイナリにハードコードされたランサムノート(身代金を要求する通知)には幾つかのスペルミスがあった。Kasperskyではこれらの情報から、Lunaグループはロシア語話者である可能性を指摘している。

 Kaspersky では Luna の活動について、Rust や Golang のようなプログラミング言語で開発される、最近のランサムウェアのクロスプラットフォーム化の傾向を裏付けるものとし、代表的な例として BlackCat と Hive を挙げている。

 Kaspersky では、クロスプラットフォームの言語を使用する傾向は2022年のランサムウェアのトレンドで、引き続き注意を呼びかけている。

《高橋 潤哉》

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