ウクライナの原子力発電所、深刻な原子力安全・セキュリティリスクの高まりを指摘 | ScanNetSecurity
2026.08.26(水)

ウクライナの原子力発電所、深刻な原子力安全・セキュリティリスクの高まりを指摘

 一般社団法人日本原子力産業協会は8月15日、ウクライナの原子力発電所の状況について発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向

 一般社団法人日本原子力産業協会は8月15日、ウクライナの原子力発電所の状況について発表した。

 同協会によると、IAEAのラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長は8月12日に、ウクライナからザポリージャ原子力発電所(ZNPP)の地域での新たな砲撃について報告があり、欧州最大の原子力発電所における深刻な原子力安全・セキュリティのリスクが高まっていると訴えていることを明らかにしたとのこと。

 新たな砲撃は8月11日午後に発生し、発電所内の消防署の放射線モニタリング装置などに損害があり、ウクライナは当初予定されていた勤務シフトの変更の中止を報告したが、後にスタッフのローテーションは正常に戻っている。発電所では死傷者はなく、安全装置にも損傷はなかった。

 ウクライナから提供された情報では、原子力安全及び核セキュリティにとって重要なシステムに影響はないが、グロッシー事務局長は、6基を有する原子力発電所の安全にとって発電所やその近辺への新たな砲撃は深刻な問題であると指摘し、そのような軍事活動の中止を繰り返し要求している。

 ウクライナによるIAEAへの8月12日付の報告では、全15基中10基が送電網に接続中で、その内訳はザポリージャ2基、リウネ3基、南ウクライナ3基、フメルニツキー2基。

《ScanNetSecurity》

関連記事

PageTop

アクセスランキング

  1. 警察庁が注意呼びかけ、不正送金手口の44%が「レジデンシャルプロキシ」の悪用 ~ ストリーミング端末などの確認を

    警察庁が注意呼びかけ、不正送金手口の44%が「レジデンシャルプロキシ」の悪用 ~ ストリーミング端末などの確認を

  2. メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

    メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

  3. 「虫退治ドットコム」に不正アクセス、カード情報が漏えいした可能性

    「虫退治ドットコム」に不正アクセス、カード情報が漏えいした可能性

  4. 駅放送設備から意図しない音声が送出 ~ 西鉄福岡(天神)駅と薬院駅

    駅放送設備から意図しない音声が送出 ~ 西鉄福岡(天神)駅と薬院駅

  5. 作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

    作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

ランキングをもっと見る
PageTop