サイバートラスト デバイス IDとメタップスクラウドがサービス連携、利便性向上とセキュリティ強化を図る | ScanNetSecurity
2023.12.01(金)

サイバートラスト デバイス IDとメタップスクラウドがサービス連携、利便性向上とセキュリティ強化を図る

 サイバートラスト株式会社は8月30日、端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID」と株式会社メタップスが提供する SaaS 一元管理ツール「メタップスクラウド」のサービス連携を発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

 サイバートラスト株式会社は8月30日、端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID」と株式会社メタップスが提供する SaaS 一元管理ツール「メタップスクラウド」のサービス連携を発表した。

 デバイス IDは、端末識別情報を確認し、管理者が許可した端末にのみデバイス証明書を登録することで、厳格な端末認証が可能となるデバイス証明書発行管理サービス。Windows デバイス、iPhone、iPad、Android 搭載端末、Mac、Chromebook などの幅広い端末に対応し、管理者が発行申請したデバイス証明書を該当端末に配付し、デバイス証明書を登録した端末のみを接続先のネットワークにアクセス可能とすることで、不正アクセスを防ぐ。

 メタップスクラウドは、社内の SaaS 利用状況やコストなどの把握を可能にする「SaaS 管理」と、全ての SaaS にひとつの ID・パスワードでログイン可能な「ID 管理(IDaaS)」の2つの機能を備えた SaaS 一元管理ツールで、アクセス制限以外にもシングルサインオンや多要素認証を含むあらゆるセキュリティが搭載されている。

 デバイス IDとメタップスクラウドの連携で、企業はテレワークやクラウドサービスの活用時に、情報資産や機密情報へのアクセスを会社が許可した端末からのみに可能とすることで、ガバナンス強化に加え、安全にクラウドサービスの利用ができ、利便性向上とセキュリティ強化ができ、外部への情報漏えい対策を強化できる。

 デバイス IDと連携したメタップスクラウドは8月30日から、メタップスクラウドのオプションサービスとして提供する。

《高橋 潤哉》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 医療機関向けセキュリティベンダCOO「事業拡大」のため病院をサイバー攻撃した罪を認める

    医療機関向けセキュリティベンダCOO「事業拡大」のため病院をサイバー攻撃した罪を認める

  2. 中津市民病院にランサムウェア攻撃、取引先情報が流出した可能性

    中津市民病院にランサムウェア攻撃、取引先情報が流出した可能性

  3. ボットが一般家庭の IP アドレス使用し防御回避、ユーザーは「CAPTCHA地獄」に

    ボットが一般家庭の IP アドレス使用し防御回避、ユーザーは「CAPTCHA地獄」に

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第18回「2023年10月の情報漏えい」千葉県のSDカード“伊達直人”

    今日もどこかで情報漏えい 第18回「2023年10月の情報漏えい」千葉県のSDカード“伊達直人”

  5. JCOM メッシュWi-Fi 提供元のモバイルアプリへ不正アクセス、顧客の個人情報が漏えい

    JCOM メッシュWi-Fi 提供元のモバイルアプリへ不正アクセス、顧客の個人情報が漏えい

  6. 受け身ではなく先回り:CISO はサイバー脅威インテリジェンスをどう読むべきか

    受け身ではなく先回り:CISO はサイバー脅威インテリジェンスをどう読むべきかPR

  7. Apache Tomcat にリクエストスマグリングの脆弱性

    Apache Tomcat にリクエストスマグリングの脆弱性

  8. 日本航空電子工業グループの一部サーバに不正アクセス、システム停止やメール送受信遅延等の障害も

    日本航空電子工業グループの一部サーバに不正アクセス、システム停止やメール送受信遅延等の障害も

  9. EC事業者の「リアルな実態」と目指すべき姿としての IPA『ECガイドライン』

    EC事業者の「リアルな実態」と目指すべき姿としての IPA『ECガイドライン』PR

  10. クラウド請求書プラットフォーム「INVOY」で他の顧客情報が閲覧可能に、技術力向上のため人材登用に投資

    クラウド請求書プラットフォーム「INVOY」で他の顧客情報が閲覧可能に、技術力向上のため人材登用に投資

ランキングをもっと見る