独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月7日、複数の Apple 製品における複数の脆弱性について「JVN iPedia」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
・境界外読み取りに関する脆弱性
Apple Mac OS X 10.14 以上 10.14.6 未満
Apple Mac OS X 10.14.6
Apple Mac OS X 10.15 以上 10.15.7 未満
Apple Mac OS X 10.15.7
iOS 14.4 未満
iPadOS 14.4 未満
macOS Big Sur 11.0 以上 11.1.0 未満
tvOS 14.4 未満
watchOS 7.3 未満
・入力確認に関する脆弱性
iOS 14.4 未満
iPadOS 14.4 未満
tvOS 14.4 未満
watchOS 7.3 未満
複数の Apple 製品には、境界外読み取りに関する脆弱性と入力確認に関する脆弱性が存在し、情報を取得される、情報を改ざんされる及びサービス運用妨害(DoS)状態にされる可能性がある。
JVN iPediaでは、ベンダから公開された正式な対策を参照し、適切な対策を実施するよう呼びかけている。