2022年上半期はサプライチェーンリスクが国内で具体化、トレンドマイクロ上半期レポート | ScanNetSecurity
2026.06.12(金)

2022年上半期はサプライチェーンリスクが国内で具体化、トレンドマイクロ上半期レポート

 トレンドマイクロ株式会社は9月15日、「2022年上半期サイバーセキュリティレポート 「侵入」する脅威が浮き彫りにする「サプライチェーンリスク」」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
日本国内でのランサムウェア検出台数推移
日本国内でのランサムウェア検出台数推移 全 1 枚 拡大写真

 トレンドマイクロ株式会社は9月15日、「2022年上半期サイバーセキュリティレポート 「侵入」する脅威が浮き彫りにする「サプライチェーンリスク」」を公開した。

 同レポートによると、2022年上半期はサプライチェーンリスクが国内で具体化、最も大きな国内事例として2022年3月に公表された製造業・自動車部品メーカーにおけるランサムウェア被害を取り上げ、解説している。トレンドマイクロが対応した国内のインシデント調査では外部から直接侵入された事例が目立ち、その原因として、VPNやRDPなどの外部からアクセスを受ける接点のセキュリティ対策・脆弱性対応が不十分なことによる侵入、外部に持ち出したPCがUSB接続のモバイルWi-FiやSIMなどグローバルIPが付与された状態でインターネット接続したことによる侵入、仮想プライベートクラウドに移行した内部向けサーバが設定ミスにより外部からアクセス可能なことによる侵入を挙げている。

 また同レポートによると、トレンドマイクロ製品を利用する法人組織の約85.0%で、該当組織が利用するソフトウェア、ビジネスツール、コンポーネントなどに悪用されやすい脆弱性が残存していることが判明しており、これらの脆弱性よる影響範囲が広範囲に及ぶ可能性があり、注意すべきタイプの脅威であると指摘している。

 国内における四半期ごとのランサムウェア検出台数は高止まりの状況であったが、2022年第1四半期(2022年1月~3月)は5,700件を超え、2019年以降最多となった。トレンドマイクロで2022年上半期に国内で公表・報道されたランサムウェア被害を整理、集計したところ、29件で2021年1年間の53件を上回るペースであった。被害を公表した法人の中でも製造業での被害が半数を占め最多となった。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

    日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

  2. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  3. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

  4. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  5. DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

    DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

ランキングをもっと見る
PageTop