WithSecure がMicrosoft Office 365 Message Encryption(OME)のセキュリティ上の脆弱性を発見 | ScanNetSecurity
2026.06.25(木)

WithSecure がMicrosoft Office 365 Message Encryption(OME)のセキュリティ上の脆弱性を発見

 WithSecureは10月14日、同社のセキュリティコンサルタントがMicrosoft Office 365 Message Encryption(OME)のセキュリティ上の脆弱性を発見し、セキュリティアドバイザリーを公開したと発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 ウィズセキュア株式会社(WithSecure)は10月14日、同社のセキュリティコンサルタントがMicrosoft Office 365 Message Encryption(OME)のセキュリティ上の脆弱性を発見し、セキュリティアドバイザリーを公開したと発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Microsoft Office 365

 企業が暗号化されたメールを社内外に送信するために使用するOMEは電子コードブック(ECB)モードでの動作を利用しているが、ECBモードはメッセージの特定の構造情報を漏えいすることが判明しており、大規模なメッセージデータベースを持つ攻撃者が、漏えいした情報を使い、個々のメールに繰り返し見られるパターンの位置や頻度を分析し、他のメールやファイルに見られるパターンと照合することで、メールの内容を一部または完全に推測できる。

 ほとんどのOME暗号化メッセージが影響を受け、過去に送信・受信・傍受された暗号化メッセージに対しオフラインでの攻撃が可能で、すでに送信されたメッセージの解析を防ぐ方法はなく、権限管理機能を使用しての問題解決もできない。

 マイクロソフト社からの修正プログラムは予定されておらず、メール管理者やユーザーが利用できる安全な操作モードもないため、WithSecureではメールの機密性を確保する手段としてOMEの使用を避けることを推奨している。

《高橋 潤哉》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  2. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  3. 「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

    「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

  4. Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

    Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

  5. 日本製鉄ホームページで不審な認証画面

    日本製鉄ホームページで不審な認証画面

ランキングをもっと見る
PageTop