根本原因にメス、暗号資産取り締まりに着手 国際ランサムウェア対策サミット | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

根本原因にメス、暗号資産取り締まりに着手 国際ランサムウェア対策サミット

 ホワイトハウス主催の第 2 回「国際ランサムウェア対策イニシアティブ(International Counter Ransomware Initiative)」サミットが終了し、今年は 36か国のグループが、ランサムウェア運用資金としての仮想通貨の利用を取り締まる意向であると明らかにした。

国際 TheRegister
根本原因にメス、暗号資産取り締まりに着手 国際ランサムウェア対策サミット
根本原因にメス、暗号資産取り締まりに着手 国際ランサムウェア対策サミット 全 1 枚 拡大写真

 ホワイトハウス主催の第 2 回「国際ランサムウェア対策イニシアティブ(International Counter Ransomware Initiative)」サミットが終了し、今年は 36か国のグループが、ランサムウェア運用資金としての仮想通貨の利用を取り締まる意向であると明らかにした。

 昨年のサミットは、この方向への実行可能で具体的な措置がはるかに少ないまま終了した。「不正金融への対策」が優先事項であることを示しながら、ランサムウェア対策イニシアチブ( CRI:Countering Ransomware Initiative )が仮想通貨に焦点を当てていると具体的に述べることなく共同声明が締めくくられたためだ。今回のサミットには、より直接的で明確な姿勢がうかがえる

 サミット主催者のホワイトハウスは CRIグループの計画について、「ランサムウェアを使用する攻撃者に対し、仮想通貨のエコシステムを利用できないようにする共同措置を講じる」予定であると述べた。CRI は、新しい戦略の一部に、ランサムウェアの資金洗浄に使用されている既知の仮想通貨ウォレットに関する情報共有があると述べた。


《The Register》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop