公益社団法人日本広告審査機構(JARO)は12月23日、「サブスク」と誤認されるような長期間の高額契約についての注意喚起を発表した。
JAROによると最近、「月々〇円」「月額〇円」等のいわゆる「サブスク」を想起させる広告表示でありながら、実際にはサービス提供期間が終わった後も長期の支払いが残るローン契約であったり高額な中途解約金がかかった等の相談が増えているという。
JAROでは「サブスク」を想起させる広告表示として、実際は1年間の契約をクレジットカードで2年にわたり分割払いする契約だったという「ファッションレンタルサービス」と、中途解約しても残存期間の料金を支払う必要があった「家電レンタルサービス」の二つの事例を紹介している。
JAROでは、契約時には内容をしっかり確認した上で、ネット上で申し込む際には最終確認画面のスクリーンショットを残しておくよう、注意を呼びかけている。