CRYPTREC暗号リストおよび仕様書を改定 2013年以来 | ScanNetSecurity
2026.07.15(水)

CRYPTREC暗号リストおよび仕様書を改定 2013年以来

デジタル庁、総務省、経済産業省の暗号技術検討会および関連委員会(CRYPTREC)は、CRYPTREC暗号リストの改定版、および更新したCRYPTREC暗号の仕様書を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
電子政府推奨暗号リスト
電子政府推奨暗号リスト 全 1 枚 拡大写真

 デジタル庁、総務省、経済産業省の暗号技術検討会および関連委員会(CRYPTREC)は3月31日、CRYPTREC暗号リストの改定版、および更新したCRYPTREC暗号の仕様書を公開した。2013年(平成25年)3月以来の改定となる。

 CRYPTREC暗号リストは、電子政府推奨暗号リスト、推奨候補暗号リスト、運用監視暗号リストで構成される。電子政府推奨暗号リストは、市場における利用実績が十分である、あるいは今後の普及が見込まれると判断され、当該技術の利用を推奨する暗号技術のリストとなる。

 電子政府推奨暗号リストでは、2013年版から公開鍵暗号の署名に「EdDSA」が追加され、共通鍵暗号の64ビットブロック暗号が「該当なし」となった。ハッシュ関数については、「SHA3」や「SHAKE」が追加されるなどの改定が行われている。

 推奨候補暗号リストは、今後電子政府推奨暗号リストに掲載される可能性のある暗号技術のリストとなる。こちらは共通鍵暗号の128ビットブロック暗号から「SC2000」が削除され、エンティティ認証が「該当なし」となった。

 運用監視暗号リストは、推奨すべく状態ではなくなったものの、互換性維持のために継続利用を容認するもののリストとなる。こちらは共通鍵暗号の64ビットブロック暗号に「3-key Triple DES」が追記され、ストリーム暗号が「該当なし」となった。なお、いずれも鍵長には注意が必要としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

    高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

  2. アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

    アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

  3. アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

    アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

  4. KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

    KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

  5. Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

    Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

ランキングをもっと見る
PageTop