LuxCal Web Calendar に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.10.24(金)

LuxCal Web Calendar に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月21日、LuxCal Web Calendar における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月21日、LuxCal Web Calendar における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の東内裕二氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

LuxCal Web Calendar 5.2.3M (MySQL version) より前のバージョン
LuxCal Web Calendar 5.2.3L (SQLite version) より前のバージョン

 LuxSoft が提供する LuxCal Web Calendar には、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・クロスサイトスクリプティング(CVE-2023-39543)
→当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される

・SQLインジェクション(CVE-2023-39939)
→当該製品のデータベースに対して任意のクエリを実行され、情報の取得や改ざんが行われる

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、本脆弱性は下記のバージョンで修正されている。

LuxCal Web Calendar 5.2.3M (MySQL version)
LuxCal Web Calendar 5.2.3L (SQLite version)

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  2. 「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

    「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

  3. 廃棄委託したノートパソコンが短時間ネット接続 ~ 監視ツールが検知

    廃棄委託したノートパソコンが短時間ネット接続 ~ 監視ツールが検知

  4. 大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

    大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

  5. 「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性

    「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性PR

ランキングをもっと見る
PageTop