Apache Tomcatに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.07.15(水)

Apache Tomcatに複数の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月11日、Apache Tomcatにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月11日、Apache Tomcatにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2023-45648、CVE-2023-44487、CVE-2023-42795
Apache Tomcat 11.0.0-M1から11.0.0-M11まで
Apache Tomcat 10.1.0-M1から10.1.13まで
Apache Tomcat 9.0.0-M1から9.0.80まで
Apache Tomcat 8.5.0から8.5.93まで

・CVE-2023-42794
Apache Tomcat 9.0.70から9.0.80まで
Apache Tomcat 8.5.85から8.5.93まで

 The Apache Software Foundationでは、それぞれ下記のような影響を受ける可能性があるApache Tomcatの脆弱性に対するアップデートを公開した。

・HTTP Trailer headerを正しく解析しない問題(CVE-2023-45648)
→ Tomcatをリバースプロキシの背後に配備している場合、意図しないリクエストを受け付ける

・HTTP/2プロトコルを採用するサーバに大量のリクエストのキャンセルによりサーバリソースを消費する問題(CVE-2023-44487)
→サービス運用妨害(DoS)状態にされる

・内部オブジェクトを次のリクエスト/レスポンスで再利用する前にリサイクル処理をする場合、エラーが発生する問題(CVE-2023-42795)
→現在のリクエストおよびレスポンスの情報が漏えいする

・Tomcatで利用しているCommons FileUploadにアップロードされたファイルのストリームを閉じることが出来ない問題(CVE-2023-42794)
→サービス運用妨害(DoS)状態にされる

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、下記のバージョンで修正されている。

・CVE-2023-45648、CVE-2023-44487、CVE-2023-42795
Apache Tomcat 11.0.0-M12
Apache Tomcat 10.1.14
Apache Tomcat 9.0.81
Apache Tomcat 8.5.94

・CVE-2023-42794
Apache Tomcat 9.0.81
Apache Tomcat 8.5.94

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

    高速バスに乗ったら運転士から私的なショートメール ~ 予約データを運行管理者から不正取得

  2. KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

    KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、JCOM の顧客 2,593,076 名分のメールアドレスが漏えい

  3. Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

    Amazon S3 設定不備 ~ 電子チェックインシステム「Tabiq」で 1,060,338 人分の本人確認書類画像がアクセス可能に

  4. アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

    アフラック不正アクセスで日本理学療法士協会が会員情報の有無を確認

  5. アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

    アフラック生命保険、不正アクセスのFAQ公開 CPU高負荷から発覚 原因調査中

ランキングをもっと見る
PageTop