ソースコード診断における ChatGPT の 3 つの長所 ~ MBSD 寺田氏検証 | ScanNetSecurity
2026.10.08(木)

ソースコード診断における ChatGPT の 3 つの長所 ~ MBSD 寺田氏検証

 三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は11月6日、有料版のChatGPT(GPT-4、Plus)でテストサイトに存在するWebアプリケーションの脆弱性を探させる試みの結果について、同社ブログで発表した。同社プロフェッショナルサービス事業部の寺田健氏が解説している。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は11月6日、有料版のChatGPT(GPT-4、Plus)でテストサイトに存在するWebアプリケーションの脆弱性を探させる試みの結果について、同社ブログで発表した。同社プロフェッショナルサービス事業部の寺田健氏が解説している。

 寺田氏はソースコード診断におけるChatGPTの長所として、「ペイロードの作成能力(DOMXSS)」「ロジックの理解力」「拡張性」の3点を挙げている。

 「ペイロードの作成能力(DOMXSS)」については、寺田氏が実際に質問した結果から、ChatGPTに下記の能力があることが判明したとしている。

・脆弱性/攻略法についての一般知識
・コードから読み取った処理内容をもとに脆弱性を発見する
・コードの処理内容にあわせたペイロードを組み立てる

 寺田氏は同様に、Google Bard、Snyk、Burpで試した結果からも、同じLLMである Google Bard と比べると、ChatGPT(OpenAI)にはCodex、Github Copilot などの蓄積があり、コードの解析と組み立て(ペイロード作成を含む)に関して一歩先をいっていると考察している。

 また寺田氏は、ChatGPTの短所としては「入力サイズの制限が厳しい」「外部サーバにソースコードを送信する必要がある」「不正確な検出結果(偽陽性/偽陰性)」の3点を挙げている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 異なる手法による別の不正アクセスが判明「ニッポンレンタカーアプリ」

    異なる手法による別の不正アクセスが判明「ニッポンレンタカーアプリ」

  2. ムラウチドットコムに不正アクセス、7,716,811件の個人情報が漏えい

    ムラウチドットコムに不正アクセス、7,716,811件の個人情報が漏えい

  3. 「PhotoGoods」に不正アクセス、カード情報が漏えいした可能性

    「PhotoGoods」に不正アクセス、カード情報が漏えいした可能性

  4. 「カイクラサービス紹介サイト」に複数の不正プログラム、サーバ内のデータを外部に送信した形跡は確認されず

    「カイクラサービス紹介サイト」に複数の不正プログラム、サーバ内のデータを外部に送信した形跡は確認されず

  5. 九州電子 台湾子会社にランサムウェア攻撃、事業運営に必要なシステム環境の復旧を完了

    九州電子 台湾子会社にランサムウェア攻撃、事業運営に必要なシステム環境の復旧を完了

ランキングをもっと見る
PageTop