ISP やクラウドプロバイダー向け ~ SecurityScorecard が業種別レーティングサービス提供 | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

ISP やクラウドプロバイダー向け ~ SecurityScorecard が業種別レーティングサービス提供

 SecurityScorecard株式会社は1月10日、通信事業者、インターネットサービスプロバイダー、クラウドプロバイダー向けに開発した業種別セキュリティレーティングサービスを発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

 SecurityScorecard株式会社は1月10日、通信事業者、インターネットサービスプロバイダー、クラウドプロバイダー向けに開発した業種別セキュリティレーティングサービスを発表した。

 同社が開発したスコアリングアルゴリズムは、業界のフィードバックに基づきカスタマイズされたセキュリティレーティングのアプローチへの要求に対応しており、下記の機能を備えている。

・業種別スコアリングの導入:
通信業界特有の業務慣行(オープンDNSリゾルバ等)を考慮に入れ、的確な評価を下すスコアリングアルゴリズムを開発。

・ネットワーク・パーティショニングによる正確性の向上:
これまでワイヤレスプロバイダーが所有するすべての資産(たとえ顧客がこれらの資産の大部分を管理していたとしても)を評価対象としていたが、デジタル資産のスコア評価から顧客資産を除外

・AIが第三者へのリース資産を自動的に検出・分類:
独自のAIモデルによりサードパーティにリースされている資産を自動的に検出、分類

・ユーザーから提供されるデータの統合:
スコアリング手法に、認証、ペネトレーションテスト、サイバーセキュリティトレーニングなどの成果を示すユーザーからの提供データを統合

 SecurityScorecardの最高テクノロジー責任者であるクリストス・カランツィス氏は「SecurityScorecardはアルゴリズムを継続的に改善し、組織のサイバーセキュリティを正確に反映したレーティング行うことで、組織がその制御外のファクターによる不利益を被らなくて済むようにしています。」と述べている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  2. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  3. 卒業研究で未知の脆弱性を発見 ~ 高知高専の学生が発見したWi-Fiルータの脆弱性 JVNで公開

    卒業研究で未知の脆弱性を発見 ~ 高知高専の学生が発見したWi-Fiルータの脆弱性 JVNで公開

  4. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop