SwitchBot アプリ(iOS/Android)に脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.10.12(日)

SwitchBot アプリ(iOS/Android)に脆弱性

 SWITCHBOT株式会社は7月、同社が提供する SwitchBot アプリ(iOS/Android)におけるセキュリティ脆弱性について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 SWITCHBOT株式会社は7月、同社が提供する SwitchBot アプリ(iOS/Android)におけるセキュリティ脆弱性について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

SwitchBot アプリ(iOS / Android) V6.24からV9.12までのバージョン

 SwitchBot アプリには脆弱性が存在し、一部のユーザーデータがアプリのログファイルに保存される可能性がある。ログファイルは通常、ユーザーの端末内のみに保存され、外部からアクセスされることはない。本仕様はユーザー体験向上を目的としたものであったが、ごく稀な状況で情報漏えいのリスクが判明したという。

 同社では6月10日に外部のセキュリティ研究者からの報告を受領後、開発チームで詳細情報を確認し、6月12日付で V9.13 で該当のログ保存機構を削除・改善し、6月20日にApp StoreおよびGoogle Playで修正版を公開している。

 同社では顧客に、SwitchBotアプリを最新バージョン(V9.13以降)にアップデートするよう呼びかけている。

 なお、アップデート後、約4日以内に新しいログファイルが生成され、この問題に関連するセキュリティリスクは解消されるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

    銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

  2. 古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

    古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

  3. 自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者

    自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者

  4. 竹内製作所の連結子会社にランサムウェア攻撃、サーバに保管されている一部のファイルが暗号化

    竹内製作所の連結子会社にランサムウェア攻撃、サーバに保管されている一部のファイルが暗号化

  5. 日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

    日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

ランキングをもっと見る
PageTop