警察庁サイバー特捜隊が LockBit の復号ツール開発、被害企業の回復作業を実施 | ScanNetSecurity
2026.07.05(日)

警察庁サイバー特捜隊が LockBit の復号ツール開発、被害企業の回復作業を実施

JC3は、警察庁が大型ランサムウェア攻撃グループ「LockBit」の一員とみられる被疑者を検挙したこと、犯罪インフラのテイクダウン、および復号ツールの開発について同庁のホームページで発表したことを報じている。

製品・サービス・業界動向 業界動向

 日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は2月21日、警察庁が大型ランサムウェア攻撃グループ「LockBit」の一員とみられる被疑者を検挙したこと、犯罪インフラのテイクダウン、および復号ツールの開発について同庁のホームページで発表したことを報じている。

 発表によると、同庁関東管区警察局サイバー特別捜査隊、および各都道府県警察がLockbitの一員の検挙に向けて外国捜査機関と協力を行ったほか、ランサムウェアで暗号化されたデータの復号ツールを開発し、ユーロポールに提供した。

 また警察庁は、日本警察とユーロポールで同復号ツールの有意性が実証されたことにより、ランサムウェア対策を世界規模で進める観点から、今回の情報発信に至ったとしている。

 復号ツールについては、サイバー特別捜査隊がリバースエンジニアリング解析に基づいてLockBitの暗号化の仕組みを分析し、数カ月以上の期間を費やして開発したという。

 警察庁は、日本国内のランサムウェアの被害を受けた企業に対して、最寄りの警察署への相談を促している、相談があった場合には復号ツールを活用した被害回復作業を実施するとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

    セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

  2. 日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

    日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

  3. サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

    サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

  4. 何が変わった?「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン(令和 7 年度版)」一部改定

    何が変わった?「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン(令和 7 年度版)」一部改定

  5. 不正アクセスの市技術職員(35歳)懲戒処分 停職 2 月、略式命令 罰金 20 万円

    不正アクセスの市技術職員(35歳)懲戒処分 停職 2 月、略式命令 罰金 20 万円

ランキングをもっと見る
PageTop