重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由 | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

 サイバーソリューションズ株式会社は4月23日、「企業のメールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査」の結果を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
メール環境についての不満(「Microsoft 365」と「その他のクラウドメール」の比較)
メール環境についての不満(「Microsoft 365」と「その他のクラウドメール」の比較) 全 2 枚 拡大写真

 サイバーソリューションズ株式会社は4月23日、「企業のメールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は2024年1月15日から17日に、全国の従業員300名以上の企業に勤務する合計1,035名を対象に行ったアンケートの結果をまとめたもの。

 システム担当者のみを対象に勤務先のメール環境について尋ねたところ、クラウドが79.4%、オンプレミスが20.6%で、具体的なメール環境としては「Microsoft 365」が全体の60.8%と過半数を占めた。メール環境の「Microsoft 365」の導入率は、全体では60.8%であったが、従業員300人~999人の企業では54.1%、従業員1,000人~4,999人の企業では61.7%、従業員5,000人以上の企業では68.8%と、企業規模が大きいほど導入率が高いことが判明した。

 勤務先のメール環境の不満要素を尋ねたところ、「Microsoft 365」の不満点として挙げられたのは、「動作が重い」がその他のクラウドメールの9.5%に対し22.2%と12.7ポイント多く、「価格が高い」がその他のクラウドメールの13.1%に対し18.9%と5.8ポイント多い結果となった。

 反対に、その他のクラウドメールと比べ「Microsoft 365」の不満が少ないのは、「迷惑メールフィルターが正確でない」の9.8%(その他クラウドメールは17.5%)と「メール機能が分かりにくい」の11.3%(その他クラウドメールは16.1%)で、同調査では「『Microsoft 365』の『迷惑メールフィルターの正確さ』と『メール機能の分かりやすさ』は相対的に高評価だと言え」るとしている。また、「運用管理の繁雑さ(運用・管理が大変である)」「障害発生の頻度(障害発生が多い)」などの項目でもその他クラウドメールより不満が少なく(= 満足度が高い)、これらが総合評価されることで、「動作が重く」「料金が高価」で「検索がイケていない」にも関わらず「Microsoft 365」が使われる理由となっていると推定される。

 Microsoft 365を導入している企業のシステム担当者のみを対象に、勤務先のMicrosoft 365プラン契約について尋ねたところ、「Microsoft 365 Business Premium」が36.0%で最多となり、「Microsoft 365 Business Standard」が19.7%、「Microsoft 365 E3」が18.0%と続いた。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

    fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

  2. 元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

    元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

  3. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  4. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

  5. 保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

    保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

ランキングをもっと見る
PageTop