Windows カーネルドライバの IOCTL 処理にアクセス制御不備の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.02.02(月)

Windows カーネルドライバの IOCTL 処理にアクセス制御不備の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月23日、WindowsカーネルドライバのIOCTL処理におけるアクセス制御不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月23日、WindowsカーネルドライバのIOCTL処理におけるアクセス制御不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

IOCTLインタフェースを実装したWindowsカーネルドライバ

 Carbon Blackの研究者により、第三者が提供する複数のWDF(Windows Driver Framework)、WDM(Windows Driver Model)カーネルドライバにIOCTL処理におけるアクセス制御不備の脆弱性が報告されている。

 WindowsのカーネルドライバにIOCTLインタフェースを実装することで、ユーザプロセスからカーネルドライバの動作の制御が可能となるが、カーネルドライバはシステムのすべてのリソースにアクセスできるため、その制御を行うユーザは一定の権限を持っていること、アクセスするリソースは一定の範囲のみ、といった制限の実装が重要となる。

 カーネルドライバーが、IOCTLリクエストの処理に関してアクセス権限の設定や入力データの検証を適切に行っていない場合、予期せぬユーザに操作されたり、想定外の動作をさせられたりする可能性がある。

 具体的な影響はカーネルドライバが提供している機能によって異なるが、ファームウェアの消去や改ざん、権限昇格などにつながる例が報告されている。

 JVNでは、ユーザが実施できる対策として、既知の脆弱性修正済みドライバの使用、最新のWindowsオペレーティングシステムの使用、サードバーティの脆弱なドライバのリストの活用を挙げている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

    “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

  2. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  3. 企業が導入検討するも利用しなかったアプリに外部から不正アクセス、顧客の氏名と電話番号が流出

    企業が導入検討するも利用しなかったアプリに外部から不正アクセス、顧客の氏名と電話番号が流出

  4. 笹だんご「田中屋本店」に不正アクセス 677 名のカード情報が漏えい

    笹だんご「田中屋本店」に不正アクセス 677 名のカード情報が漏えい

  5. エフエム東京へのサイバー攻撃を指摘する SNS 投稿、何らかの原因で統計分析用のデータの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

    エフエム東京へのサイバー攻撃を指摘する SNS 投稿、何らかの原因で統計分析用のデータの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

ランキングをもっと見る
PageTop