SBテクノロジー、SaaS 利用状況を可視化し一元管理「SaaSパトロール」提供 | ScanNetSecurity
2024.06.28(金)

SBテクノロジー、SaaS 利用状況を可視化し一元管理「SaaSパトロール」提供

 SBテクノロジー株式会社は5月27日、企業向けに社内のSaaS利用状況を可視化し一元管理するサービス「SaaSパトロール」を同日から提供開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
サービス台帳の例
サービス台帳の例 全 2 枚 拡大写真

 SBテクノロジー株式会社は5月27日、企業向けに社内のSaaS利用状況を可視化し一元管理するサービス「SaaSパトロール」を同日から提供開始すると発表した。

 「SaaSパトロール」は、組織の情報システム部門やセキュリティ担当者のSaaS管理業務を効率化し、利用に伴うセキュリティリスクを軽減するサービス。

 同サービスでは、SaaSの管理について、サービス台帳でサービスごとに利用許可ユーザーを登録・管理することで、Excel による管理からの脱却が可能となる。一般ユーザー向け機能としては、サービスごとに自社の利用方針(許可、要申請、禁止)を定めたサービスカタログを社内に公開することで、許可サービスの利用促進や、禁止サービスの利用抑止を実現できる。SaaSをテナント単位で登録できるテナント管理機能では、退職などに伴う削除漏れのテナントユーザーを可視化できる。

 また、利用のメールサービスに「SaaSパトロール」を連携することで、SaaSから届く各種通知メールに基づき、社内で利用されているサービスと利用ユーザーを可視化できる。このメールによるサービス検知機能では、禁止サービスを利用または未許可のままサービス利用しているユーザーをいわゆるシャドーITとして検知・可視化することで、自社の利用方針に沿った適正な利用に繋げ、セキュリティリスクを軽減する。

 「SaaSパトロール」は月額8万円から利用でき、基本機能の利用にユーザー数制限はない。SaaSパトロールの全機能を1ヶ月間無償で利用できるトライアルも実施する。

《高橋 潤哉》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 発覚後も繰り返し攻撃が行われる ~ KADOKAWA グループへのランサムウェア攻撃

    発覚後も繰り返し攻撃が行われる ~ KADOKAWA グループへのランサムウェア攻撃

  2. ISOG-J「脆弱性トリアージガイドライン作成の手引き」公開

    ISOG-J「脆弱性トリアージガイドライン作成の手引き」公開

  3. ID リンク・マネージャーおよびFUJITSU Software TIME CREATORに複数の脆弱性

    ID リンク・マネージャーおよびFUJITSU Software TIME CREATORに複数の脆弱性

  4. Google フォームの設定を「誤って認識」イベント参加申込者の個人情報が閲覧可能に

    Google フォームの設定を「誤って認識」イベント参加申込者の個人情報が閲覧可能に

  5. 森永製菓に不正アクセス、役職員等の個人情報漏えいの可能性

    森永製菓に不正アクセス、役職員等の個人情報漏えいの可能性

  6. 綜研化学にランサムウェア攻撃、子会社からも個人情報が流出した可能性

    綜研化学にランサムウェア攻撃、子会社からも個人情報が流出した可能性

  7. Google フォームの設定不十分「松竹歌舞伎会」の個人情報が閲覧可能に

    Google フォームの設定不十分「松竹歌舞伎会」の個人情報が閲覧可能に

  8. 「アルファユニ 公式ショップ」に不正アクセス、1,054名分のカード情報が漏えい

    「アルファユニ 公式ショップ」に不正アクセス、1,054名分のカード情報が漏えい

  9. 大田区の委託先にランサムウェア攻撃、がん検診受診券の画像データが流出した可能性

    大田区の委託先にランサムウェア攻撃、がん検診受診券の画像データが流出した可能性

  10. グリコの基幹システム障害、一部商品出荷を 6 / 25 以降再開

    グリコの基幹システム障害、一部商品出荷を 6 / 25 以降再開

ランキングをもっと見る