株式会社LYZONは8月14日、Webアクセシビリティ「達成基準チェックリスト(シングルA)」を同社コーポレートサイト内での無償公開を発表した。
内閣府が2024年4月1日に改正した「障害者差別解消法」では、Webアクセシビリティの努力義務化が施行されているが、多くの企業では、具体的な対応がなされていないことが多いのが現状となっている。
同チェックリストは、企業や団体がウェブサイトやアプリケーションのWebアクセシビリティを評価し、改善するための指針を提供するもので、同リストを活用することで、自社サイトの解析を行い、シングルA達成のための改善ポイントやレベルを明確にすることができる。また、診断だけでなく、実際の改善に役立つ具体的な手引きも提供している。
同チェックリストの特徴は下記の通り。
・包括的なガイドライン
視覚、聴覚、運動、認知障害を含む様々な障害を持つユーザーに対応するための具体的なチェック項目を提供
・使いやすさ
専門知識がなくても利用できるシンプルな構成、各項目に対する具体的な改善策や参考リソースを提供
・最新の基準に準拠
WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)などの国際的なアクセシビリティ基準に基づいた内容
・実用性
実際のプロジェクトでの適用を考慮し、チェックリストを段階的に導入できるよう設計
同チェックリストは下記よりDL可能(本稿執筆時点 2024年8月20日現在リンク切れ)
