豪州主導国際文書「イベントログと脅威検知のためのベストプラクティス」に共同署名、システム内寄生戦術への技術的対策示す | ScanNetSecurity
2026.09.12(土)

豪州主導国際文書「イベントログと脅威検知のためのベストプラクティス」に共同署名、システム内寄生戦術への技術的対策示す

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は8月22日、豪州主導の国際文書「イベントログと脅威検知のためのベストプラクティス」への共同署名について発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は8月22日、豪州主導の国際文書「イベントログと脅威検知のためのベストプラクティス」への共同署名について発表した。

 豪州通信情報局(ASD)豪州サイバーセキュリティセンター(ACSC)が策定した文書「イベントログと脅威検知のためのベストプラクティス(Best practices for event logging and threat detection)」は、経営層のIT責任者やネットワーク運用者等を対象として、イベントログと脅威検知に関する国際的なベストプラクティス集。検知が困難とされるシステム内寄生(Living Off The Land)戦術への技術的な対策を示すことは、日本のサイバーセキュリティ強化に資するとし、共同署名に加わったという。

 同文書に共同署名し協力機関として組織名を列記した国は、豪州、日本の他、米国、英国、カナダ、ニュージーランド、シンガポール、韓国、オランダの9ヶ国。

 同文書では、イベントログのベストプラクティスとして、下記の通り記述されている。

1.イベントログポリシー
 ログポリシーの作成に当たって考慮すべき事項として、イベントログに含めるべき詳細(保存すべきイベントログの詳細)、内容及びフォーマットの一貫性、タイムスタンプの一貫性、イベントログ保存(保存期間等)を列挙。

2.ログの収集と相関の一元化
 企業ネットワーク、Operational Technology、エンタープライズモビリティ、クラウドについて、保存すべきログの優先順位付け(ログソースのリストを詳述)。

3.安全な保存とイベントログの完全性
 完全性確保のためのイベントログの保護とアクセス制限。

4.脅威に対する検知戦略
 挙動異常の例を列挙するとともに、挙動異常を自動検知できるようにすることを推奨。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

    立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

  2. 東京科学大学の情報基盤に不正アクセス、個人情報が漏えいした可能性

    東京科学大学の情報基盤に不正アクセス、個人情報が漏えいした可能性

  3. 通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

    通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

  4. 非表示のシートが含まれていることに気づかないまま掲載 ~ 大川市ホームページで公開した名簿データ

    非表示のシートが含まれていることに気づかないまま掲載 ~ 大川市ホームページで公開した名簿データ

  5. 耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

    耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

ランキングをもっと見る
PageTop