ProjectSend での任意のコード実行につながる認証処理における検証不備の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.02.24(火)

ProjectSend での任意のコード実行につながる認証処理における検証不備の脆弱性(Scan Tech Report)

2024 年 7 月に公開された ProjectSend の脆弱性の悪用を試みるエクスプロイトコードが公開されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
https://www.projectsend.org/
https://www.projectsend.org/ 全 1 枚 拡大写真
◆概要
 2024 年 7 月に公開された ProjectSend の脆弱性の悪用を試みるエクスプロイトコードが公開されています。脆弱性の悪用により、攻撃者は脆弱なアプリケーションが稼働しているサーバへの侵入が可能となります。ソフトウェアの更新により対策してください。

◆分析者コメント
 本記事で取り上げるエクスプロイトコードは、新規ユーザの作成のみを実証するコードとなっていますが、ProjectSend のページの改ざんによる悪意ある JavaScript の埋め込みや、Web シェルの設置による遠隔コード実行を引き起こす脆弱性です。ProjectSend を利用している場合は、バージョン情報を確認して、アップデートにより早急に脆弱性に対策しましょう。

◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
9.8

https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2024-11680&vector=AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=VulnCheck

◆影響を受けるソフトウェア
 ProjectSend のバージョン r1720 よりも古いバージョンが当該脆弱性の影響を受けます。

◆解説
 ファイル共有用 Web アプリケーションとして用いられている ProjectSend に任意のコード実行につながる認証不備の脆弱性が報告されています。

 脆弱性は認証後画面の複数ページに存在します。脆弱な ProjectSend では、認証後画面のページでの認証の検証に不備が存在するため、ProjectSend の設定を変更して新規ユーザの登録などが未認証状態で可能となります。攻撃者は脆弱性を悪用して、ProjectSend への悪意のある JavaScript の埋め込みや、Web シェルのアップロードによる任意のコード実行が可能となります。

◆対策
 ProjectSend のバージョンを r1720 またはそれよりも新しいバージョンにアップデートしてください。

◆関連情報
[1] ProjectSend 公式 GitHub
  https://github.com/projectsend/projectsend/commit/193367d937b1a59ed5b68dd4e60bd53317473744
[2] National Vulnerability Database (NVD)
  https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2024-11680
[3] CVE Mitre
  https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2024-11680

◆エクスプロイト
 以下の Web サイトにて、当該脆弱性を悪用して対象アプリケーションへの新規アカウントの作成を試みるエクスプロイトコードが公開されています。

  GitHub - D3N14LD15K/CVE-2024-11680_PoC_Exploit
  https://github.com/D3N14LD15K/CVE-2024-11680_PoC_Exploit/blob/main/exploit.sh

#--- で始まる行は執筆者によるコメントです。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

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