Windows ショートカットの未修正脆弱性を悪用するゼロデイ攻撃 | ScanNetSecurity
2026.01.11(日)

Windows ショートカットの未修正脆弱性を悪用するゼロデイ攻撃

 トレンドマイクロ株式会社は3月24日、ZDI-CAN-25373と識別されるWindowsショートカットの未修正脆弱性を悪用するゼロデイ攻撃について発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 トレンドマイクロ株式会社は3月24日、ZDI-CAN-25373と識別されるWindowsショートカットの未修正脆弱性を悪用するゼロデイ攻撃について発表した。

 トレンドマイクロのZero Day Initiative(ZDI)は、ZDI-CAN-25373と識別されるWindowsの.lnkファイルの未修正の脆弱性が、以前から国家を背景とする攻撃グループやサイバー犯罪組織に広範に悪用されていることを確認している。

 攻撃者は同脆弱性を利用することで、細工されたショートカットファイルを通じて被害者のマシン上で隠れた悪意あるコマンドを実行できる。攻撃では、.lnkファイル内に隠されたコマンドライン引数を利用して悪意のあるペイロードを実行し、検出を困難にしている。ZDI-CAN-25373の悪用で、データ窃取やサイバースパイ活動といったリスクにさらされる可能性があるとしている。

 同社の調査によると、2017年時点での同脆弱性の悪用を確認しており、北朝鮮、イラン、ロシア、中国の国家支援型APTグループによって、北米、欧州、アジア、南米、オーストラリアの政府機関、金融、通信、軍事、エネルギー分野の組織が影響を受けているという。

 ZDI-CAN-25373脆弱性は2025年3月24日時点で未修正で、影響を受ける可能性のある組織は、セキュリティ対策を即座に実施し、不審な.lnkファイルに警戒するとともに、エンドポイントおよびネットワークの包括的な防御対策を整えるよう呼びかけている。なお、トレンドマイクロ製品では、2024年10月および2025年1月にリリースしたルールやフィルタで同脆弱性を悪用した攻撃から保護している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

    複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  4. 埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

    埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

  5. 日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

    日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

ランキングをもっと見る
PageTop