Quickエージェントに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.08.22(土)

Quickエージェントに複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月25日、Quickエージェントにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月25日、Quickエージェントにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社三菱UFJ銀行の堀口奨太氏と山田鷹志氏、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社のルスラン サイフィエフ氏と村島正浩氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

QuickエージェントV3 Ver3.2.1より前のバージョン
QuickエージェントV2 Ver2.9.8より前のバージョン

 サイオステクノロジー株式会社が提供するリコー製複合機向けソリューション(Quickスキャン、Easyファクス、Speedoc、スマートecoファクス)のWindowsアプリ Quickエージェントには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・ファイルアップロード機能におけるパストラバーサル(CVE-2025-26692)
→遠隔の攻撃者によって、当該製品が動作するWindowsシステムの権限で任意のコードを実行される

・ファイルダウンロード機能におけるパストラバーサル(CVE-2025-27937)
→当該製品にログイン可能な遠隔の攻撃者によって、当該製品上の任意のファイルを取得される

・特定のAPIにおけるアクセス制限不備(CVE-2025-31144)
→遠隔の攻撃者によって、当該製品が動作するWindowsシステムを経由し任意のホストに認証試行される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

 また開発者は、アップデートの適用とあわせて下記の軽減策の適用を推奨している。

・当該製品および複合機をLAN内で使用し、信頼できないネットワークやホストからのアクセスを制限する

・当該製品および複合機をインターネットに接続する場合には、ファイアウォールや仮想プライベートネットワーク(VPN)などを使用し、不正アクセスを防止した上で、接続を必要最小限にする

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

    アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

  2. サプライチェーン対策評価制度「SCS」令和8年度末に運用開始へ ~ 経産省、★3・★4 取得を後押しする新サービス整備

    サプライチェーン対策評価制度「SCS」令和8年度末に運用開始へ ~ 経産省、★3・★4 取得を後押しする新サービス整備

  3. 藤倉コンポジットのメールアカウントに不正アクセス、すべての受信メールを社外の不明なメールアドレスに転送

    藤倉コンポジットのメールアカウントに不正アクセス、すべての受信メールを社外の不明なメールアドレスに転送

  4. シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

    シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

  5. ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

    ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop