Quickエージェントに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.01.28(水)

Quickエージェントに複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月25日、Quickエージェントにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月25日、Quickエージェントにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社三菱UFJ銀行の堀口奨太氏と山田鷹志氏、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社のルスラン サイフィエフ氏と村島正浩氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

QuickエージェントV3 Ver3.2.1より前のバージョン
QuickエージェントV2 Ver2.9.8より前のバージョン

 サイオステクノロジー株式会社が提供するリコー製複合機向けソリューション(Quickスキャン、Easyファクス、Speedoc、スマートecoファクス)のWindowsアプリ Quickエージェントには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・ファイルアップロード機能におけるパストラバーサル(CVE-2025-26692)
→遠隔の攻撃者によって、当該製品が動作するWindowsシステムの権限で任意のコードを実行される

・ファイルダウンロード機能におけるパストラバーサル(CVE-2025-27937)
→当該製品にログイン可能な遠隔の攻撃者によって、当該製品上の任意のファイルを取得される

・特定のAPIにおけるアクセス制限不備(CVE-2025-31144)
→遠隔の攻撃者によって、当該製品が動作するWindowsシステムを経由し任意のホストに認証試行される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

 また開発者は、アップデートの適用とあわせて下記の軽減策の適用を推奨している。

・当該製品および複合機をLAN内で使用し、信頼できないネットワークやホストからのアクセスを制限する

・当該製品および複合機をインターネットに接続する場合には、ファイアウォールや仮想プライベートネットワーク(VPN)などを使用し、不正アクセスを防止した上で、接続を必要最小限にする

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 懲戒解雇処分に ~ 阿波銀行の元職員、87,410 円着服と 666 件の顧客情報持ち出し

    懲戒解雇処分に ~ 阿波銀行の元職員、87,410 円着服と 666 件の顧客情報持ち出し

  2. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

  3. 医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

    医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

  4. Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

    Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

  5. Microsoft 365 の暗号化仕様変更に伴うリコー製品への影響、OAuth2.0 認証対応にかかわらず Exchange Online でのメール送受信を利用できず

    Microsoft 365 の暗号化仕様変更に伴うリコー製品への影響、OAuth2.0 認証対応にかかわらず Exchange Online でのメール送受信を利用できず

ランキングをもっと見る
PageTop