iroha Board に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

iroha Board に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月26日、iroha Boardにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月26日、iroha Boardにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の東内裕二氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

iroha Board v0.10.12およびそれ以前のバージョン

 株式会社いろはソフトが提供するiroha Boardには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・強制ブラウジング(CVE-2025-41404)
→当該製品にログイン可能な攻撃者によって、非公開に設定しているコンテンツを閲覧される

・クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2025-48497)
→当該製品にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、任意の学習履歴を登録させられる

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。開発者は、本脆弱性を修正した「iroha Board v0.10.13」をリリースしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop