東京電機大学の小篠裕子准教授の研究「デジタルなりすましを防止するフェイク検出」サマリー発表、KDDI 財団が助成 | ScanNetSecurity
2026.10.03(土)

東京電機大学の小篠裕子准教授の研究「デジタルなりすましを防止するフェイク検出」サマリー発表、KDDI 財団が助成

 公益財団法人KDDI財団は7月1日、同財団が調査研究助成する東京電機大学の小篠裕子准教授の研究報告サマリーを紹介した。

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 公益財団法人KDDI財団は7月1日、同財団が調査研究助成する東京電機大学の小篠裕子准教授の研究報告サマリーを紹介した。

 小篠裕子准教授の研究テーマは、ハイパースペクトルカメラを用いた多様ななりすまし検出技術の開発を目的とした「デジタルなりすましを防止するフェイク検出」で、当初は顔や物体のフェイク検出を試みたが、先行研究の発表で計画を転換し、高セキュリティ環境下でのなりすまし検出と、環境モニタリングにおける異物混入検出の2つのケーススタディを進めている。

 ケーススタディ1では、金庫などの認証システムにおける照明条件の違いに着目し、ハイパースペクトルイメージングにより認証時と登録時の照明条件の差異を高精度に検出し、不正アクセスを判別するシステムを提案している。本成果はFCV2025で発表され、Springerから論文が出版される予定。

 ケーススタディ2では、水中の無色透明な異物混入を「なりすまし」と捉え、ハイパースペクトルイメージングで微細なスペクトル差を捉えるデータセットを構築している。

 小篠裕子准教授は本助成について、「当初の研究計画は、研究開始直後に先行研究が出てしまったことにより、困難に直面しましたが、この助成金があったからこそ、私どもは柔軟に研究戦略を転換し、新たな方向性へと舵を切ることができました。」と感想を述べている。

《ScanNetSecurity》

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