株式会社スリーシェイクは9月10日、同社のクラウド型データ連携ツール「Reckoner」の「オンプレエージェント」機能を拡張し、新たにファイルサーバとの連携に対応したと発表した。あわせて同機能を活用した利用イメージを紹介するユースケースを公開している。
「Reckoner」は、データの集約・加工・連携をノーコードで実行できるクラウド型データ連携ツールで、kintone、Salesforce、Google BigQuery、SmartHRなど100種以上の多種多様なSaaSと連携し、データ運用の効率化とデータ活用の高度化を支援する。
「Reckoner」のオンプレエージェント機能は、オンプレミス環境内に「Reckoner」のエージェントをインストールすることで、オンプレミス内からクラウドサービスへの安全で効率的なデータ連携を可能にするもので、今回の機能拡張で、新たにファイルサーバやNAS、Sambaへの対応が加わった。
「オンプレエージェント」で接続できるデータソース・接続方式は下記の通り。
データベース:MySQL、SQL Server、PostgreSQL、Oracle、DB2
各種ファイル:CSV、Excel、PDF
HTTP:基幹システムのAPI
ファイル共有系:ファイルサーバ(NAS、Sambaなども含む)
機能拡張にあわせて公開となったユースケースでは、セキュリティ要件や閉域網環境などクラウド接続が制限される状況下で、「Reckoner」を活用してどのようにデータ連携の課題を解決できるかを活用シナリオとともに紹介している。