独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月3日、トレンドマイクロ製ウイルスバスター for Macにおける特権昇格の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
ウイルスバスター for Mac バージョン 11.8.1283およびそれ以前
トレンドマイクロ製ウイルスバスター for Macには、特権昇格の脆弱性が存在し、管理者権限を持っていないユーザーによって、アンインストール後に残存しているファイルを悪用され、root権限を取得される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、アップデートは自動的に配信・適用される。