公益社団法人香川県観光協会は10月16日、同会に事務局を置く香川フィルムコミッションでの個人情報流出について発表した。
これは10月9日午前9時18分に、香川フィルムコミッションにて、同コミッションのエキストラ・ボランティア登録者計1,018名に対し、エキストラ募集案内のメールを一斉送信した際、応募連絡先メールアドレスリンクに誤りがあり、参加希望者が誤った応募連絡先に「氏名・連絡先・年代」を送信したというもの。
担当者が募集案内のメールを作成する際に、前回の募集メールを上書きし、本文中の応募先メールアドレスを打ち換えたが、ハイパーリンク先の修正がされておらず、メール本文のアドレスとハイパーリンク先のアドレスが異なる状態となったことが原因。
10月14日午前10時頃に、別番組担当者から応募先設定の誤りを指摘するメールを担当者が確認し、同日午後5時頃に誤った応募連絡先として設定されていた別番組担当者と連絡を取り、8組10名分の参加希望メールが届いていることが判明している。
漏えいした個人情報は、10名分の氏名、連絡先(電話番号・メールアドレス)、年代。
同コミッションでは10月15日午後0時頃に、エキストラ登録者全員に募集メール内リンク先の誤りについてメールで案内している。
同コミッションでは10月15日午後3時頃に、個人情報流出対象者の8組10名に電話連絡し、事情を説明の上で謝罪している。
同コミッションでは別番組担当者にも電話連絡し、事情を説明の上で、該当メールの削除を依頼している。
同コミッションでは再発防止策として、メール内のハイパーリンクが作成されない設定に変更するとともに、応募先を含め、宛先やリンク先など複数名でチェックを行うとのこと。

