ISC BIND に複数の脆弱性、バージョンアップを強く推奨 | ScanNetSecurity
2026.10.27(火)

ISC BIND に複数の脆弱性、バージョンアップを強く推奨

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月24日、ISC BINDにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月24日、ISC BINDにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2025-40778
BIND 9.11.0から9.16.50
BIND 9.18.0から9.18.39
BIND 9.20.0から9.20.13
BIND 9.21.0から9.21.12
BIND 9.11.3-S1から9.16.50-S1(Supported Preview Edition)
BIND 9.18.11-S1から9.18.39-S1(Supported Preview Edition)
BIND 9.20.9-S1から9.20.13-S1(Supported Preview Edition)
※BIND 9.11.0より前のバージョンは、影響有無の確認をしていないが影響を受けると考えられる

・CVE-2025-40780
BIND 9.16.0から9.16.50
BIND 9.18.0から9.18.39
BIND 9.20.0から9.20.13
BIND 9.21.0から9.21.12
BIND 9.16.8-S1から9.16.50-S1(Supported Preview Edition)
BIND 9.18.11-S1から9.18.39-S1(Supported Preview Edition)
BIND 9.20.9-S1から9.20.13-S1(Supported Preview Edition)
※BIND 9.11.0より前のバージョンは、影響有無の確認をしていない

・CVE-2025-8677
BIND 9.18.0から9.18.39
BIND 9.20.0から9.20.13
BIND 9.21.0から9.21.12
BIND 9.18.11-S1から9.18.39-S1(Supported Preview Edition)
BIND 9.20.9-S1から9.20.13-S1(Supported Preview Edition)

 ISC(Internet Systems Consortium)が提供するISC BINDには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・特定の条件下では応答に含まれるリソースレコードを受け入れてしまう(CVE-2025-40778)
→偽造されたリソースレコードをキャッシュさせられる

・内部で使用されている擬似乱数生成器(PRNG)の脆弱性により、クエリに使用される送信元ポートとクエリIDを予測される(CVE-2025-40780)
→偽造されたリソースレコードをキャッシュさせられる

・細工されたDNSKEYレコードを処理することで、CPUリソースの枯渇を引き起こす(CVE-2025-8677)
→サービス運用妨害(DoS)状態を引き起こされる

 JVNでは、開発者が提供する下記のパッチバージョンにアップデートするよう呼びかけている。

BIND 9.18.41
BIND 9.20.15
BIND 9.21.14
BIND 9.18.41-S1(Supported Preview Edition)
BIND 9.20.15-S1(Supported Preview Edition)

 なお、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)でも10月23日に、「BIND 9.xの脆弱性(DNSキャッシュポイズニングの成功確率向上)(CVE-2025-40780)」「BIND 9.xの脆弱性(DNSキャッシュポイズニングの危険性)(CVE-2025-40778)」「BIND 9.xの脆弱性(過剰なCPU負荷の誘発)(CVE-2025-8677)」について発表しており、バージョンアップを強く推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

    「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

  2. 「タイムズカー」への不正アクセス、本人確認書類画像データが漏えいした顧客に 3,000円相当を見舞いとして支払い

    「タイムズカー」への不正アクセス、本人確認書類画像データが漏えいした顧客に 3,000円相当を見舞いとして支払い

  3. Microsoft Defender におけるアップデート処理の妨害によりサービス停止が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

    Microsoft Defender におけるアップデート処理の妨害によりサービス停止が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  4. PHP に複数の任意のコードが実行可能な脆弱性

    PHP に複数の任意のコードが実行可能な脆弱性

  5. 「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、見舞金として一律 5,000円を支払い

    「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、見舞金として一律 5,000円を支払い

ランキングをもっと見る
PageTop