家庭用ルータ・IoTルータ等のネットワーク境界の ORB 化に注意を呼びかけ | ScanNetSecurity
2026.02.24(火)

家庭用ルータ・IoTルータ等のネットワーク境界の ORB 化に注意を呼びかけ

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は10月31日、家庭用ルータ・IoTルータ等、ネットワーク境界のORB化への注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は10月31日、家庭用ルータ・IoTルータ等、ネットワーク境界のORB化への注意喚起を発表した。

 家庭用ルータやIoTルータ等のネットワーク機器で、深刻な不具合や設定不備が多数報告されているが、これらが悪用されると、ネットワーク内への侵入に加え、機器が攻撃者に乗っ取られ、ORB(Operational Relay Box、攻撃の中継拠点)として他者への攻撃の踏み台とされる可能性がある。

 IPAでは、ネットワーク機器の不具合・設定不備等を悪用した「ネットワーク貫通型攻撃」の被害として、下記を挙げている。

1. ORB化・攻撃への加担
ORB化された機器が、通信元の偽装等を目的として、第三者への攻撃の中継点として利用されることで、結果的に攻撃に加担するおそれがある。

2. 長期潜伏
侵入拠点として保持され、内部偵察や継続的な攻撃の基盤となるおそれがある。

3. 社会的・法的リスク
信用失墜、訴訟、取引停止など、重大な組織的損失につながるおそれがある。

 IPAでは、ネットワーク貫通型攻撃やORB化に対する主な対策として下記を紹介している。

・推測されにくいパスワードの設定
初期設定のパスワード等推測されやすいものを避け、適切なパスワードに変更する。

・迅速なパッチ適用・機器の更新
機器ベンダが提供するパッチを速やかに適用するとともに、サポートが終了している古い機器については更新または廃棄を検討する。

・公開設定の最小化
管理インターフェースは外部公開せず、不要なサービス・ポートは停止する。

・定期的な再起動
メモリに常駐する不正なプロセスを停止するため、定期的に再起動を実行する。

《ScanNetSecurity》

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