埼玉県熊谷市は10月30日、令和7年国勢調査指導員のメール誤送信による個人情報漏えいについて発表した。
これは10月21日午後4時20分に、同市職員である令和7年国勢調査指導員が、郵送による調査票の提出状況について担当地区の調査員と共有するため、当該指導員が自ら整理した調査対象者の名簿(PDFファイル)を通常業務で使用しているパソコンから自身が所有する携帯端末へメールを送信したが、メールが届いておらず、送信履歴を確認したところ、誤ったメールアドレスに送信したことが判明したというもの。
漏えいしたのは、世帯主と推測される方の氏名および住所175件。
同市では、同市職員が漏えいした情報に係る対象世帯の自宅を訪問し本事案に対する説明と謝罪を、不在であった場合には通知等をポストに投函している。
同市市長の小林哲也氏は「今後、再発防止に万全を期すとともに、全ての職員に対し、改めて個人情報の適切な取り扱いを徹底し、市民の皆様の信頼回復に全力で取り組んでまいります。」とコメントしている。

