HENNGE Blog 第3回「HENNGE One の『3』が導く多様な働き方、プロダクトへのアダプター思想で守りではなく攻めの DX を支援する」 | ScanNetSecurity
2026.01.09(金)

HENNGE Blog 第3回「HENNGE One の『3』が導く多様な働き方、プロダクトへのアダプター思想で守りではなく攻めの DX を支援する」

 この記事では、メール技術の世界最前線がどれほど熱いか、そしてCMC(Customers Mail Cloud)が次の成長フェーズに挑む面白さをお伝えします。現在、CMCが顧客企業に代わって配信している電子メールは、金融など各種のサービスにおける「絶対に届かなければならない」重要なメッセージです。まさに日本の社会インフラの一端を担っていることの証明だと考えています。これがなんと年間60億通を超えています。

脆弱性と脅威 脅威動向
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HENNGE Oneの「3」が導く多様な働き方、プロダクトへのアダプター思想で守りではなく攻めのDXを支援する
HENNGE Oneの「3」が導く多様な働き方、プロダクトへのアダプター思想で守りではなく攻めのDXを支援する 全 7 枚 拡大写真

 HENNGEでプロダクト戦略を担当している執行役員の今泉です。当社の主力製品であるセキュリティSaaS「HENNGE One」の、プロダクト全体の価値向上のための企画と改善に取り組んでいます。

 私は一度HENNGEを離れて起業に挑戦した後、再度戻ってきて製品企画に携わっています。自分が起業した際にやりたかった、「自身で価値を作り続け、価値を提供し続ける」ことを実現するためには、優秀な仲間がたくさんいて、挑戦と失敗が是とされるHENNGEで取り組むのがベストだと考えたからです。

 私事ですが、私は学生時代からアナログレコードを収集しており、好きなジャンルは60年代から80年代のSoul、Funk、歌謡曲、そして最近再評価されているCity Popなどです。

今泉がコレクションしているアナログレコード

 何十年も前、中には半世紀以上前に制作された音楽が、令和の現代においてもなお私たちの生活に彩りを与え続けている。私はこの「時代を超えて通用する普遍的な価値」こそが、変化の激しいITの世界にも不可欠な視点だと考えています。

 私たちは、どのようにして最新のIT技術を迅速にお客様の価値に変換して提供できるかを常に追求しています。それと同時に、半世紀経っても色褪せない音楽のように、50年、100年と残り続ける製品を作るという点で、レコードから得られるインスピレーションは非常に大きいものがあります。

 今回は、プロダクトの根幹を担う一人として、HENNGE Oneを貫くマジックナンバーの「3」についてお話ししたいと思います。

 HENNGE Oneは対象とする分野により3つのエディションで構成されており、それを支えるサービスは10以上に上り、情報システム部門のお客様にご利用いただいております。これらを効果的に活用いただくことで、多様な働き方を支援するテクノロジーを安全に使うためのインフラストラクチャとして機能すると考えています。

● 現在だけでなく未来の課題を先取りする「戦略的アダプター」

 HENNGEのプロダクト戦略の根幹は、社会の課題に合わせて動く「アダプター」であることに加え、未来の課題を先回りして解決するという姿勢です。市場には、社会情勢の変化や新しい技術の登場によって、常に新たな課題が生まれます。当社の役割は、こうした現在進行形の課題を深く理解し、迅速に最適な解を提供し続けることです。

HENNGE Oneは市場のニーズに合わせて、機能やサービスを追加してきている

 さらに重要なのは、技術の進化が未来に生み出すであろう潜在的な課題を、いち早く見つけ出すことです。私たちは、市場の動向に対して「アーリーアダプター」として様々なことに挑戦し、セキュリティや利便性における次のリスクやニーズをいち早くキャッチアップしたいと考えています。そして、先手を打ってプロダクトに反映させることで、お客様を未来へと導く戦略的アダプターとしての役割を果たしたいと考えています。

 HENNGE Oneは、この価値観に基づき、セキュリティと利便性を両立させるために製品を拡充してきました。その変遷こそが、当社の「テクノロジーの解放」という思想を明確に示しています。

 Identity Edition: 利用が急増しているSaaSへのアクセス制御とシングルサインオンで、従業員の安全な働き方を支えるアクセス管理を実現します。オフィスでもリモートでも同じIT環境を実現する基盤であり、最近話題のゼロトラストを構成する重要な要素です。オンプレミスのシステムも管理でき、IT担当者によるID管理の負担も軽減します。

Identity Editionのサービス概要

 DLP Edition: 電子メールでやり取りする情報や組織内に散在するデータの、意図せぬ情報漏えいを防止します。PPAPと呼ばれる、セキュリティ上推奨されないメールの添付ファイルのやり取りから脱却するのを支援します。メールの添付ファイルを自動的にクラウドにアップロードし、セキュアにダウンロードできるようになります。 DLP(ディーエルピー)とは、Data Loss Preventionの略で、データ損失防止を意味します。

DLP Editionのサービス概要

 Cybersecurity Edition: テクノロジー、人、プロセスの全方位で、組織をサイバー攻撃から守ることを目的としています。具体的には、ランサムウェアの起点となるような怪しい内容の電子メールを全従業員に送信し、対応を訓練するサービスが含まれます。組織全体のセキュリティに対する意識を、実態に即して把握し、PDCAを回していけます。 この訓練機能はTadrill(タドリル)と呼ぶサービスで、現場からの提案を後押しするHENNGEのチャレンジ精神から生まれました。

Cybersecurity Editionのサービス概要

● 守りでなく生産性がゴール、困ったを察知し実装

 現在は特に「セキュリティ」にフォーカスしていますが、これはあくまで今の課題に対するフォーカスです。セキュリティの確保は極めて重要ですが、セキュリティを厳格にしすぎると、ITの自由な活用が制限され、社員の生産性が落ちてしまうのは本末転倒です。

 つまり、HENNGE Oneの思想は「守り」をゴールにしないということです。ITを最大限活用し、可能な限り自由に使えるようにする。この思想を製品に込め、顧客の働きやすさや生産性の向上を支えて行きたいと考えています。

 さらに最近力を入れていることは、この3エディション、10以上のサービスを「有機的に連携」することで新しい価値を創出することです。これは私たちが机上で決めるのではなく、お客様の「困った」という具体的な課題を迅速に察知して、優先度を決めながら実装しています。

 特に、サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティ課題が刻一刻と変化する現代において、各製品が連携することで顧客のセキュリティを高めていくことが喫緊の課題になっています。

 例えば、電子メールで機密情報の漏えいのおそれがあるメールの送信を防ぐ電子メールDLPと、送受信の電子メールをアーカイブする機能が連携するケースがあります。社員が不審なメールを受け取った報告があった時、上長や情報システム部門が次にすることは、アーカイブ機能を用いて「このメールが他に誰に届いているのか」の調査です。

 ここで複数の製品を連携させ、二次被害の調査をやりやすくする仕組みを実現しているのです。そしてこの一連の意識を高める訓練サービスをTadrillとして提供しています。かつて社会問題となったPPAPの代替案を提供した際も、2つのプロダクトを迅速に連携させて実現しました。

 今後も、HENNGEが持つID認証の仕組みを応用し、さまざまなサービスへの統合的なログイン体験を提供するなど、すべて顧客の利便性を向上させるための製品戦略を進めていきます。

● 「AI以前の働き方」を変えられる「変化を捉える人」

 HENNGEにとってもAIは、プロダクトマネジメントで大きな変革をもたらすものと認識しています。

 私自身、プロダクトのコンセプトドキュメントを作成した後、AIを活用してわずかなコーディングで検証用のプロトタイプを作成しています。この手法を用いることで、市場の反応を見ながらプロダクトも高速で創出したり、改善したりしていくことが可能になると思っています。従来のウォーターフォール的な開発手法が大きく変わっていくのではないでしょうか。

 また、動くものを初期段階から作ることによる効果は、社内のエンジニアやデザイナー、ビジネス側とのコミュニケーションの円滑さに非常に効果的です。

 このような時代において、HENNGEが求める人材は、単にAIのモデルを組める人ではないと感じています。世の中の多くの企業が、まだ「AI以前の働き方」をしていますが、これを「ポストAIの働き方」ができるようにしないとなりません。これを強力に推進するため、既存の業務プロセスや働き方を書き換えられる人材が求められています。

 新しいプロダクトを作ることも、社内プロセスを改善することも、以下の視点が欠かせません。

 1.今あるテクノロジーをキャッチアップする

 2.このテクノロジーが将来世の中にどう影響を及ぼすかの視点を常に持つ

 3.自分が今何ができるのかを考えられる

 その上で、周りのメンバー、そして顧客をも巻き込みながら、新しい価値を創造できる人をHENNGEは求めています。

● 年齢や経験に関係なく、事業立ち上げや権限も

 HENNGEの魅力は、周りを巻き込むことができれば年齢や経験年数に関係なく、様々なことにチャレンジできるという点にあります。

HENNGE 執行役員 プロダクト責任者 今泉健

 私は、再度HENNGEに戻ってきてからプロダクトの企画、立ち上げ、そして事業を創るというチャンスをつかみ取ることができました。HENNGEはフロアでCTOでもある社長と話ができ、自分の提案を直接ぶつけられるフラットな環境です。筋が通っており、一定の知見があれば、年齢に関係なく、誰にでも事業を創る「革命」を起こすチャンスがある。これがHENNGEの最も面白い文化だと思っています。

 2029年に掲げるARR200億円という事業目標に向けて、プロダクトの幅を広げ、サービス自体を強化していくイメージを持っています。ただ、その先の2035年から37年の1000億円はまだ分かりません。だからこそ、私自身の役割は、プロダクトや事業を作るだけでなく、自身が常に変化を捉えられる人であり続けること、そして社内から新しい革命を起こす人材が育つような土壌を作ることだと考えています。

 HENNGE Oneが掲げる「テクノロジーの解放」を推進するためには、3つのエディションだけでなく、4つ目、5つ目、20や30のようにプロダクトを増やし有機的にそれらを組み合わせることで、顧客課題を解決していく必要があります。このように変化し続けるHENNGEで、私たちと共に「ポストAIの働き方」を創り、次世代のプロダクト事業を推進していきたい方お待ちしています!

《HENNGE株式会社》

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