ランサムウェア業界に経営危機? 売上減で「薄利多売」に舵を切る犯罪者たち | ScanNetSecurity
2026.08.16(日)

ランサムウェア業界に経営危機? 売上減で「薄利多売」に舵を切る犯罪者たち

 ランサムウェア集団が 2025 年に稼いだ金額は約 8 億 2,000 万ドル(約 1,230 億円)で、前年比で約 8 %減少した。身代金を支払った被害者の割合に至っては過去最低の 28 %まで落ち込んだ。
 この減少だけを見ればランサムウェア対策の前進のように聞こえるかもしれないが、ひとたび全体像に目を転じると希望の光など微塵も見えない。

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 2025 年、ランサムウェアの身代金支払い額は激減した。しかし攻撃件数は逆に過去最高を記録。犯罪者たちの頭では「もう儲からない」という現実を理解できないのだろうか。

 これは Chainalysis 社の「2026年暗号資産犯罪レポート」が示す衝撃的な結果だ。ブロックチェーン上で確認されたランサムウェアの支払い総額は 2 年連続で減少している。にもかかわらず、被害者数と「払わないと暴露するぞ」という脅迫は爆増中だ。

 ランサムウェア集団が 2025 年に稼いだ金額は約 8 億 2,000 万ドル(約 1,230 億円)で、前年比で約 8 %減少した。身代金を支払った被害者の割合に至っては過去最低の 28 %まで落ち込んだ。この減少だけを見ればランサムウェア対策の前進のように聞こえるかもしれないが、ひとたび全体像に目を転じると希望の光など微塵も見えない。身代金要求額の中央値は 2024 年の 12,738 ドル(約 190 万円)から 2025 年には 59,556 ドル(約 900 万円)へと跳ね上がり、公表された攻撃件数もそれに比例して増加している。

《The Register誌特約記事》

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